9月1日(土)、長岡市内において第3回人間力向上セミナーを開催しました。
最初に、江戸末期の動乱期に活躍した河井継之助記念館を訪ねました。当時の長岡藩の財政が、およそ23万両の借金状態から11万両の貯蓄をするまでに至った、氏の功績が称えられていました。
また、大政奉還に伴い勃発した戊辰戦争では、非戦思想であったにも関わらず、やむなく開戦となり、長岡城が奪い・奪い返される状況などが詳しく紹介されていました。
次に、旧海軍元帥として知られる山本五十六記念館を訪れました。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、…」という名言は広く知られているところです。
生い立ちをはじめとして、軍隊に入隊した頃の様子、開戦に断固反対していた状況、そしてやむなく戦争に突入し、撃墜され死に至るまでが、遺品などとともに展示・紹介されていました。
この二人の共通点はいくつかありますが、そのひとつは「常在戦場」という、いつも戦場にある心構えで事に当たる、を身上としていたことを学びました。
そして、長岡市役所の新庁舎アオーレ長岡を見学しました。3Dシアター、ガラス張りの議場、24時間利用可能なナカ土間、広いアリーナなど県内最新の設備に触れて、大いに刺激を受けました。
最後に、米八寿司に場所を移して懇親会を行い、人間力について語り合いました。
本セミナーは、長岡ゆかりの偉人を訪ね歩き、そして団体行動を通じて、自ら積極的に人間力を学ぶ機会としました。今年最初に会員各自が人間力向上宣言を行いましたが、その宣言の達成に向けてお役に立ちましたら幸いです。
人間力向上委員会 藤島幸一