平成25年2月21日(木)三条商工会議所にて(株)総合教育研究所、幸援家(代表取締役)石橋正利氏をお招きして、『意識改革~受動から能動へ~』というテーマで第1グループ2月本例会を行いました。
はじめに、石橋講師は社員にやりがいを持ってもらう為には、まず経営者自身、意識改革を行わなければならないと仰っていました。その為にダニエル・ピンク氏の「やる気に関する驚きの科学」から単純作業は外的動機付け(義務、賞罰、強制等)、創造的作業には内的動機付け(好奇心や関心等)が向いているということを学びました。
続いて、成功事例として、あるクリーニング店をあげられました。社員の給与アップ、叱咤激励といった外的動機付けを行ったが、業績が伸びませんでした。そこで、会社の存在意義や理念、社会との関わりあいを明確にするといった内的動機付けを行ったところ、業績が伸びたというお話でした。
この成功事例のように、我々は外的動機付けばかりで業績が伸びると考えがちですが、内的動機付けを行うことで社員の仕事に対するやりがいを引き出し、結果として業績が伸びるということを学びました。
その他にも、日本が属するモラルコードについて、人生の生き方を依存的姿勢から主体的姿勢に変えること、コミュニケーション報酬等を学びました。
最後に石橋講師のご講演を通して強く感じたことは、社員に変わってもらおうと期待するのでは無く、自分自身の意識を変え、社会を変えることで、社員の置かれる環境も変わり、やりがいを見出せるような会社にしようと思いました。
第1グループ 浅野良裕