平成25年4月18日三条商工会議所にてJIP日本人事総研グループ新潟中央社労士事務所所長、新島哲氏をお迎えして、『時間管理で効率UP』というテーマで御講演いただきました。
はじめに新島講師自身が時間管理(タイムマネジメント)に取り組むようになったきっかけについてのお話をされました。次に、実際に取り入れた実例の中で発生したメリット、デメリットを挙げ、効率を上げることだけに執着すると続かないということを教えていただきました。そして、一般に時間管理というと効率を上げることだと思われがちですが、本当に重要なのは空き時間を作ることだとお話しされました。
空き時間を作るためにまずやることを絞っていかなければいけない。楽しいから、簡単だから先にやってしまいがちな重要度、緊急性の低いことはやめるか後回しにしてすき間時間にやるようにする。重要度が低いけれど緊急性の高いこと(電話の応対、FAX、メールの返信等)に時間を奪われないように問い合わせ電話が来る前に連絡をしておく等の工夫をする。 こういったことを実践して空き時間を作り、その上で未来への投資となる重要度が高いけれど緊急性の低いこと(新規顧客の開拓、会社設備の拡張等)を優先して進めていくようにするのがとても大切なことだとお話をされました。
最後に、時間管理で効率を上げれば仕事はうまく回るようになるけれど、時間管理を目的にするのではなく、大きな目標を持ってそれを実現するために時間管理に取り組むようにして続けていくことが大切だと締めくくり、三条エコノミークラブ4月本例会は終了しました。
第3グループ 川瀬 歩