2016年6月11日(土)、弥彦山にて第51回弥彦山登山を開催いたしました。
まず「だいろく」さんにて、開会式を開催致しました。始めに久保会長より挨拶があり、「大変な思いをして登るとは、思いますが、人生の辛さに比べれば対したことはありません。是非全員が登頂できるように頑張ってほしいです。」とお話になられました。
続いて、山家委員長から「自分は昨年登頂できずに悔しい思いしました。みなさんには自分のペースでいいので、是非登頂してもらいたいです。」と挨拶と日程説明がありました。
その後、弥彦神社まで移動し、久保会長を筆頭に安全祈願をし、全員で記念撮影を行いました。
そして、登山口にて準備体操を行い、茶屋マッチからスタートいたしました。茶屋マッチとは、初めて参加した会員が対象で、スタートから茶屋までのレースを行います。今年の茶屋マッチ参加者は、14人で例年にない参加人数でした。
その1分後残りの30名がスタートし、総勢44名がゴールを目指して出発しました。
登山道は時には険しい岩場や急な階段など辛い道のりではありましたが、それぞれの思いを胸に、それぞれのペースでゴールを目指しました。
苦しい事を乗り越えた者にしか見えない「喜び」。そして疲れを吹き飛ばす「絶景」を共有でき、登り切った皆さんはゴールの瞬間、苦しい顔だけでなく、清々しい表情を浮かべていました。
優勝者は30分を切るタイムで登り切りました。素晴らしいタイムです。残念ながら2名のリタイアが出てしまいましたが、来年は必ずゴールすると誓っておりました。
その後、みんなで「だいろく」さんの素晴らしいお風呂につかり、懇親会となりました。懇親会は大いに盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。
最後に、山家委員長から弥彦山登山を終えて、思いを語っていただきました。「登山に、そして自分自身の限界に挑むという苦しい挑戦の後、懇親会を皆で楽しむという「よく学び、よく遊べ」のエコノミー精神を実感できるのがこの例会です。55周年という節目だからこそ、その精神を次の世代に知って欲しいという思いがありました。なので、今年の参加人数の多さは本当にうれしく感じました。参加してくれた方はもちろんの事、全会員に感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。」
今回私は、2回目の参戦でしたが、相変わらず辛い道のりではありますが、その分達成感を仲間と共に感じることが何よりも幸せです。この「飴と鞭」のような経験が人として一回り大きくさせてくれるのだと感じる一日でした。担当委員会の皆さん、こちらこそ、ありがとうございました!
広報委員会 岩瀬晶伍