三条エコノミークラブ

本例会レポート

7月本例会レポート

平成29年7月20日(木)三条商工会議所4階研修室にて、講師にファーストアドバンテージ有限会社 代表取締役 酒井とし夫氏をお招きし、テーマ「顧客志向でリピーターを作ろう」として、7月本例会を開催致しました。

講演に先立ち、矢島会長より挨拶があり、「早いもので半年が経過し、会長として色々な事を経験させて貰っているが、この先三条エコノミークラブが続いていく上で何が足りないのかも見えてきている。その中で、会長方針にも掲げている事でもあるが、達成感よりも経過を大事にし、物の本質・目的を考えて行動して欲しい」と下半期に向けての心得を改めて述べられました。

 

 

 

 

 

続いて、講師紹介の後、講演に移りました。
講演の冒頭、酒井講師は、「本日は色々と話をするが、良い物を3つで良いから見つけて持ち帰って欲しい」と述べられ、
お客様に自社が選ばれる為に、どんなに狭い範囲に限定してでもNO.1であることを見つけて強みとする「限定条件下の事実」
自分で宣伝するよりも第三者から自社のプラスになることを言って貰う「社会的証明」
受け入れられ易い小さな承諾や提案からスタートしながら商売に結び付けていく「フット・イン・ザ・ドア」
既存客のフォローとして、お客様と接点を多く持つことが重要であると言う「単純接触効果」
等、心理学的なアプローチから、明日から即役立つ話を事例を交えながら数多くお話になられました。

 

 

 

 

 

講演の最後には、コミュニケーション能力が高い人が自然とやっている3つの実習を行い、講演を終了しました。

 

 

 

 

 

その後の質疑応答では、野水重信君より『ネガティブであがり症であった講師が今の姿になったきっかけは?』と質問があり、酒井講師自身のターニングポイントの出来事や意識的に変えてこられた行動の具体例をお話し頂きました。

 

 

 

 

 

色紙受贈では、何が有っても絶対に心はマイナスにしないことを大事にしているということから、酒井講師が尊敬する中村天風の言葉である『絶対積極』と書かれた色紙を受贈頂きました。

 

 

 

 

 

例会の最後には、飯塚リーダーより挨拶が有り、「今年、自社内で世代交代を行い、代表という立場になったが、これから商売を行っていく上で、何が大事か考えた時に“顧客を大事にしていく”と言う結論に至った。そこで、顧客を大事にして行く為に、そのやり方・向き合い方・合わせ方等をどうしていけば良いのか学びたかった」と例会を企画した思いを述べられました。

 

 

 

 

 

講演のリピート率が多い講師だけに、講演開始から場が和むような雰囲気・語り口調で心を奪われたような状態で終始講演を聞くことが出来ました。業種に関係なく、即実践出来る具体的なお話を聞くことが出来、明日からでも自分の仕事に取り入れて行きたいと思います。

 

広報委員会 泉田 哲也

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