2014年3月19日(水)午後6時から千翔を会場に、OB公開例会並びに2014年度ECの集いを開催しました。
第一部の講演には講師に株式会社重川材木店代表取締役重川隆廣氏をお迎えして、「企業発展のための人の育て方」をテーマにご講演して頂きました。
始めに、自社が手掛けてきた住宅の紹介があり、材木の地産地消や高品質の和風住宅建築を得意としていることの説明がありました。
そして、その品質の高い建築を支えるために自前の大工職人を養成する「匠塾」を設立したことや開設3年目までは全く定着せずに4年目からようやく軌道に乗ってきたと、紆余曲折あったが、今思えば石の上にも3年続けてきて良かったと話されました。社員一人一人のエピソードをユーモアも交えて話され、会場の笑いを誘っていました。
そして、良い社員が欲しいと言う問いに対して、社長の器より大きい社員は来ない、社長自身がステップアップして向上しなければ良い社員は集まらない、とこれまでの経験を踏まえて話されました。
色紙贈呈では「本物」と言葉を頂き、例えとして書道において古典を学んで意味を理解した上での書と、ただ真似ただけの書ではまるで違うこと、自分は常に本物になりたいと思っていると述べられました。
最後の駒形崇リーダー閉会挨拶では社員との向き合い方が深く、付き合い方を見直す良い機会になったと締め括りました。
第2部のECの集いではまず当クラブに尽力して頂き、計らずも鬼籍に入られた先輩方を偲んで一分間の黙祷を行いました。
その後講師、OBの方々を交えて、53回目のエコノミークラブ誕生日を祝うと共に懇親を深めました。
広報委員会 長谷川 力