平成27年2月19日(木) 商工会議所4階研修室で、講師に株式会社 悠心 代表取締役社長 二瀬 克規 氏をお招きし、未来を切り拓くチカラ『決断力!』をテーマにご講演をして頂きました。
まず始めに会長挨拶で、「『仕事に対する熱意と言うものを、人並み以上に持ち続けられるかどうかという事が経営者としての必須条件である。』その熱意に対して知識を掛け算して経験を足し算することによって始めて真の『知恵』となる。」と話されました。
続いて講演では二瀬講師より、「起業して心掛ける事として、日本国内を対象に商売を行うと、小規模な会社というのは行き着く所は、下請けになる。
次に圧倒的な競争力を維持できないベンチャー企業と言うのは、中小企業で終わるか、もしくは倒産してしまう。
最後にすばらしい開発力や特許は十分に活用してこそ、大きな価値を持つ。世の中に役に立たない仕事はビジネスとしないと言う決断をした。」と話されました。
「社員・役員には75歳まで仕事をしてもらう。そして、残りの人生を悠々自適に過ごしてもらう。ビジネスと言うのは世界を相手に戦うもので、経験の浅い若者は元気な年寄りから知識を学べばいい。」と話されました。
最後に色紙受贈では『明歴々』と言うお言葉を頂き、「正式には『明歴々露堂々』と言い、明歴々とは正々堂々とこそこそしない。そういった生き方が人の共感を得るし、色々助けてくれる人がいる。嘘ついて偽って生きたら必ず報いが来る。人を偽る嘘は言わない。嘘をつく生き方はしたくない。」と仰り、例会を閉会しました。
自社企業の在り方をもう一度考えさせられた例会となりました。
広報委員会 西村 郁夫