2016年4月28日(火)三条ロイヤルホテルにて、三条信用金庫 常務理事 味田丈夫氏をお招きし、経営情報委員会第1回目のセミナーである「現状把握勉強会」を開催いたしました。
テーマ「自社の現状を把握する」
まず久保会長よりあいさつがあり、「昨今時代の流れが急速に早まっており、情報もあふれかえっています。何を見て何を判断すべきなのか、自ら得た情報で会社を導いていかなくてなりません。だからこそ私たちは貪欲に学ばなければなりません。この例会で学んだ事が、自社の一助になってほしいと思います。」とお話になりました。
つづいて、講師紹介のあと、勉強会が開始されました。
マクロ経済を学ばなければ、地域経済の現況を知ることができないということで、世界における日本経済の状況と株価やTPP等の日本経済を取り巻く状況。さらに三条燕地域の経済状況も詳しくご説明いただきました。また、強い企業となるためには、「企業理念をしっかりさせる」「営業力を高める」「新製品・新商品開発を行い、チャネルを変える」「設備投資で高精度化させる」「人材育成の重要性」が大切であるとお話をいただきました。さらに「自社の様々な部分を変えることで、強い企業になる。そして失敗を恐れず、変化し続けることが重要」とおっしゃっておりました。
以上のように世界経済・地域経済、我々に対するアドバイスなど多岐にわたるお話をいただき、講演を終了いたしました。
その後の質疑応答では、外山サブリーダーより、質問があり、「現状打破と変化をおそれず決断することが重要です」とアドバイスをいただいておりました。
そして、川田委員長から閉会のあいさつがあり、「委員会のテーマが「未来を共に生きる」としており、この県央地域でも多くの企業が廃業しており、残念ながら我々エコノミーの仲間も同様です。私たちエコノミークラブの仲間が末永く企業として存続できるように、勉強して欲しいと思っております。そして今回は4ステップあるうちの1ステップです。すべて真剣に学んでもらい、1年後経営者としてリーダーとして、大きく成長して欲しいと思います。」とお話になりました。
講師退場後、次回のSTEP2に向けた、アンケート記入をいたしました。
その後、講師を交えて懇親会が盛大に開催され、渡辺竜海くんより乾杯のあいさつがあり、和やかな雰囲気の中、懇親会が開催されました。最後に、中締めを金子事務局、本締めを駒形副会長よりしていただき、閉会いたしました。
この度の経営情報委員会に参加して、地域経済や今ある現状などを学ぶことが出来ました。なかなかこのような講演をお聞きする機会がなく、新鮮かつ勉強になりました。特に感銘を受けたのが、「相手ではなく、まずは自分を変える事!」でした。自らを見直し、己を知る重要性を学べました。次回の経営情報委員会がさらに楽しみになりました。
広報委員会 岩瀨晶伍