2016年9月25日(日)三条市立栄北小学校内にて、三条市消防本部 栄分署職員をお招きして「親子で楽しく学ぶ防災!」をテーマに家族交流例会が開催されました。家族と共に防災活動を体験する事で知識と絆が深まるだけでなく、協同作業を通じて会員同士が交流を深める事を目的としておりました。会員が37名、会員家族が59名、合計96名が参加し、賑やかな雰囲気の中で例会が進行されていきました。
始めに、久保会長より「昨今、日本では災害が全国規模で発生しています。防災の知識を深めてもらい、いざという時の為に準備をして頂きたいと思います。また、ご自身の家族内だけでなく他の家族とコミュニケーションを取って頂き、家族同士の絆が深まる交流例会にしましょう」と挨拶がありました。
次に、参加する会員が家族紹介を行い、その後消防職員の方々より自己紹介を頂きました。
例会は大きく3部構成になっており、1部では身近にある道具を使い人命救助の訓練を行いました。倒れている人間を2人で運ぶ方法や、竹と毛布を組み合わせて担架を作る方法等、子供達や奥様方も積極的に参加しておりました。実践する意味も兼ね、4チームに分かれ担架を作るところから搬送までの競争を行いました。人命救助においては安全性が第一ですが災害時はスピードも大事な要素ですので各チーム一生懸命取り組んでおりました。
2部では場所をグラウンドに移し、消火栓の使用方法を体験しました。粉ではなく水が出る訓練用の消火栓ですが、全員が順に使用し、注意事項や使い方を真剣な眼差しで聞いておりました。
1部同様、2部でもバケツリレー形式の消火レースを行い、各チーム大人から子供まで協力しながら勝負に臨んでおりました。
バケツリレーレース後は、乗って来て頂いた消防車を開放して頂きました。
子供達は普段触ることの出来ない消防車に昇ったり、隊員さんに多くの質問をして興味津々に耳を傾けておりました。
全員で写真撮影を行い、3部の懇親会へと移りました。
3部では各テーブルに分かれ、会員企業のお店である「ビフテキバル極」のカレーやオードブルを囲みながら、更なる懇親を深めておりました。炎天下ではございましたが多くのテントが並べられ、怪我や事故がなく無事に閉会へと進みました。例会を企画運営した第2グループの村上リーダーより「多くの会員ご家族に参加いただき心より感謝申し上げます。日本各地で未曾有の災害が起きており、今回の例会を通じて皆様が大事な家族を守る事が出来るよう、役に立てて頂ければという想いで企画しました。これからもエコノミー活動と合わせご家族を大事にされてください」と閉会の挨拶がありました。
例会に参加させて頂き、まずは第2グループスタッフの準備が行き届いており、子供達も含めた約100名が順調且つ無事に進行出来たのだと思います。また、災害時の集合場所や連絡方法等、家族で話し合う良い機会になったと思います。頭で理解している事と実際に体験した事があるとでは、大きな違いがありますので、子供達にとっても良い経験になったと感じております。
広報委員会 博田亮輔