平成30年2月22日(木)三条商工会議所4階研修室にて、講師に株式会社吉田印刷所 代表取締役 吉田和久氏をお招きし、テーマ「心に響け!熱い想い」として2月本例会を開催致しました。
まず始めに、村上会長から挨拶がありました。「三条エコノミークラブは40歳までという限られた時間の中で活動している。それまでにどれだけ学べるか。まずは例会に出ること、そしてその場で終わらず、何を持ち帰ってどう活かすかで成長につながる。」と述べられました。
講演に入り、吉田講師から「当社は値段以外の価値をずっと考えている。お客様のために無駄を削り、その分を新しい価値としてお客様に提供している。」と話されました。
また、新しい価値を提供し続けることにより、競合が入り込めない仕組みづくりにも注力されているとおっしゃられました。新しい価値を提供し続けるためにも「リスクを冒してチャレンジすること」、「その時間を作る事」、「何でもやってみること」の重要性を熱く語っていただきました。
そして新しい価値を創造し、競合との競争から脱却するためには社員との協力関係が不可欠だと語り、そのためにも「会社のトップが腹を割って自分の気持ちを熱く社員に伝える」ことが大切だとおっしゃられました。
続いて同営業部の笹川氏、同潜在需要開発プロジェクトリーダー斉藤氏により、商品のご説明や、ホームページ・分析などを活用してお客様のニーズを捉えていく取り組みなどをご紹介いただきました。
最後に吉田講師から締めくくられ、講演は終了となりました。
その後色紙受贈に移り、吉田講師から「現状認識で行動の起点 迷ったら起点に戻れ」とお書きいただいた色紙を寄贈頂きました。起点と原点の違いを述べられ、「物事が起こる起点を重視している。お客様がどういう理由で欲しがっているのか、その本当の理由を探ることに努めている。」とおっしゃられました。
例会の最後に佐久間リーダーより挨拶がありました。佐久間リーダー自身、「修行の為に飲食業の経験をしたことがあったが、その時にいくら社員に想いを伝えようと思っても上手く伝わらなかったことが多々あった。自分の想いを伝えられるようになり、共に切磋琢磨していく仲間を作りたい。」という想いがあり、今例会を企画したとのことでした。
今例会を通して印象深かったのが、吉田講師のおっしゃっていた「トップが腹を割って」という部分でした。私自身、あまり社員と腹を割って話したという経験もあまりありませんでした。しかし、社員と共に同じ目標・目的に向かって突き進んでいくためには自分自身の想いを「腹を割って熱く伝える」ことがとても大切だと気付かされた例会でした。
広報委員会
須藤 祐太