平成30年11月22日(木)、三条商工会議所4階研修室にて株式会社山口製作所 代表取締役 山口貴史氏をお招きして「苦境を打破する革新的な一手」というテーマで、11月例会を開催いたしました。
まず始めに村上会長より「早くも本日で講師例会が最後になりました。この1年間例会を通して色々学んだと思いますが、学んで行動して実践してこそ変化が現れ、その先が見えてくると思います。ぜひ学んだことを行動に移して結果を残してほしい。」と挨拶がありました。
山口講師の講演に移り、主に社内で行っているIT化・IoT化・ロボット化などの紹介をしていただきました。まずは社内のIT化から着手し、さらにIoT化、ロボット化による生産性のアップ、効率化を推し進めていったとおっしゃられました。
山口講師は24歳のころ現在の会社を継ぎ、初めのうちは周りの方々から言われたことを素直に聞き学ぶことに重きを置き、その後それまで培ってきた知識や経験を元に様々なIT化・IoT化・ロボット化を進めているそうです。そのほとんどをアウトソーシングせず、本当に必要なシステムを社内で構築して実際の現場に役立てておられ、今でもトライアル・アンド・エラーで自ら構築したシステムをより良いものに改良しているそうです。
そしてそのようなシステムの紹介や、実際にシステムが動いている映像やソフトなどを詳しい解説も交えながら拝見させていただき、講演は終了となりました。
色紙受贈では山口講師より「有言実行」と書かれた色紙を寄贈頂きました。
少子高齢化・人材不足はどの会社でも深刻な問題の一つです。山口講師はIT化・IoT化などを推進してこれらの問題に備えていらっしゃいます。メディアでも報道されていますがIT化・IoT化の波は確実に近づいてきています。私たちも人材不足やその他の問題を打破するために今回の講演内容を今一度思い返し、自社で活用できるものは積極的に取り入れていく必要があると感じました。
広報委員会
浅野 大喜