令和元年7月18日(木)三条商工会議所四階研修室にて、株式会社イタリア軒 代表取締役 井東昌樹氏をお招きして「最強のナンバー2を創る」というテーマで7月本例会を開催致しました。
まず井東講師よりこれまでの経歴についてお話されました。
三和銀行(現三菱UFJ銀行)、アパレル、コンサルタント等を経て、現在の株式会社イタリア軒の代表取締役に就任されましたが、一貫して現場に出ることにこだわりを持っているそうです。そしてこれまでの経験から、講演の中では、PDCAの重要性を幾度となくお話されていたのは印象的でした。
続いて井東講師が考えるナンバー2(経営幹部)についてご説明いただきました。社長がナンバー2に求めることは、「社長が意思決定をしたことを早く実行する」「意思決定のための情報を社長に提供・提案」とのことでした。また社長自身も「方針」と「考え方」決めて、従業員に伝える事が重要とのことでした。それにより、責任者は自ら考えて動くことが出来るそうです。
ナンバー2を育てるためには、考える社員を増やす必要がありますが、井東講師がイタリア軒でどのように人材育成をしているか資料を交えてご説明いただきました。資料は1週間の業務を振り返り、自ら考えることができるように工夫されているそうです。
講演の最後に、講師より「基本に忠実」と書かれた色紙を受贈いたしました。
最後にこの例会を企画・運営した浅野リーダーより挨拶があり、7月本例会は閉会しました。
「井東講師の仕組みづくりや、それを徹底して行う、自分に厳しい姿に身が引き締まる思いでした。私は一人で事業を営んでいるため、まずはPDCAの徹底や週間ごとの仕事の棚卸を実行し、将来の人材育成に向けて力を養っていきます」
広報委員会 小林 和之