第2回人間力向上セミナーレポート
「震災から学ぶ当たり前の重要性」
平成27年9月19日(土)に四季の宴千翔にて第2回人間力向上セミナーが行われました。
初めに高橋会長より「人というのは大切なものを失ってから初めてその大きさや重要性に気づくものであり、今日の講演を聞いて当たり前のことの幸せを感じてほしい」と挨拶をしていただきました。
その後、石井講師より講演していただきました。まず東日本大震災の映像を流したあとに自衛隊員は被災者のためになるような活動をしていて、具体的には倒壊の可能性のある家屋に要救助者がいて一人の隊員が勇気を出してその人を助けた話や被災者が困っている事に対して自衛隊員が率先して工夫をして行動をしているとお話ししていただきました。
自衛隊員が日頃厳しい訓練をしているのはどのような環境下においても躊躇することなく活動する為であるともお話しされました。
続いて青木講師より講演していただきました。東日本大震災発生当時から現在に至るまでの被災者の生の声を交えながらお話ししていただきました。日本全国でも被災地の報道はされておりましたが実際の被災地は報道されている何倍も何十倍も悲惨な状況になっていることを聞かされ、とてもショックを受けました。中でも一番情報が欲しい被災者には全くといっていいほど情報が入ってこない現実を知らされてとても不安であったと思いました。
2人の講師より講演頂いた後各グループに別れ、話を聞いての感想についてディスカッションを行いました。 普段なにげなくある生活がいかに幸せであるかを考えさせられる例会でした。
広報委員副委員長 飯塚 誠