人間力セミナーレポート
「心の器を大きく」
平成27年4月24日(金)曹洞宗霊陰山
西明寺にて、第一回人間力向上セミナーが開催されました。
講師に曹洞宗霊陰山西明寺住職の佐藤道春(さとうどうしゅん)氏より、「心の器を大きく」をテーマに講話して頂きました。
セミナーの最初に高橋会長より「人間力セミナーを通して人間性を磨き、心を磨く事を目的にして、会員が一回りも二回りも大きく成長してほしい」という思いを込めた挨拶から始まりました。
続いて佐藤道春氏の説明で座禅体験をしました。座禅は裸足で座蒲(ざぶ)という厚めの敷物に座り、目は閉じないで視線は45度下に向き無理のない呼吸で行います。
座禅は約30分行い、その中で佐藤道春氏は座禅とは何も得られないし見返りも何もない物でこの何もならない事に打ち込む事が座禅であるとお話されました。
座禅体験の後、佐藤道春氏から禅を組みながら、お寺やお釈迦様についてのご講話を聞きました。仏教ではまわりのために何か出来る人を大人(だいにん)、
自分の事で精一杯の人を小人(しょうにん)
と言うそうで、皆で自分または会社に置き換えて現状がどうあるか考える良い時間となりました。
色紙受贈では「如実知自心」という、自分自身を見つめ直しありのままの自分を出して生き方や生きる意味を見つけなさいという意味の色紙を頂きました。
広報委員会副委員長 飯塚 誠