平成27年5月28(木)三条商工会議所4階研修室にて、講師に株式会社 サカタ製作所 代表取締役社長 坂田 匠 氏をお招きし、「人の繋がりを経営に活かす」をテーマにご講演をして頂きました。
まず初めに会長挨拶があり、「役をやりきる、全うすると言う事は、仕事でも会社でもそしてエコノミークラブでも言えることで、言い換えれば役職であり役割で、大なり小なり責任と言うものが付いてくる。因果応報と言う言葉があります。良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。因果応報と言う言葉を皆さんの心に留めて頂きたい。」と話されました。
まず始めに坂田講師の企業紹介プロフィールの動画を拝見しました。社是に「社会性に優る方針はなし。教育に優る業務はなし。当社は開発、製造、販売を行うサービス企業である。会社は公器である。」を掲げています。
講演では坂田講師より、「一番に考えなければならない事とは、社内の人との繋がりです。社員同士の横の繋がりだけでなく、上司や幹部との縦の繋がりも大事だと思います。」とお話をされました。
次に「古くからある会社でも社員が変わっているのに、その会社の雰囲気と言うものは変わらない。私はサラリーマン時代にその会社の雰囲気と言うものを変える事を始めました。雰囲気の暗かった会社でひたすら挨拶を続けました。最初は返事も無かったが、次第に挨拶が返ってくるようになり、明るい会社に変わりました。今からでも変えることは出来ます。」とお話を頂きました。
最後に講師の体験談として「お客様の問い合わせで、自社製品より他社の製品を進めた事もあったが、後に良い品を作りお客様に勧めた所、信頼を得て買ってくれた。お客様の為にした事は後に良い事として帰ってくるものです。」とお話を頂きました。
色紙受贈では社是でもある「会社は公器」と言うお言葉を頂きました。意味は「会社を私物化した時には失敗し、会社は社会の物だという気持ちでいた時には上手くいっていた。過去の失敗はこの気持ちが足りなかった。」とお話を頂き、例会は終了しました。
広報委員会 西村 郁夫