平成25年5月23日(木)三条商工会議所にて新潟労働衛生コンサルタント事務所の鈴木美和氏をお迎えして、『職場におけるメンタルヘルスケア』というテーマでご講演いただきました。
はじめに、メンタルヘルスケアは、職場における高いパフォーマンスを得るために昔は対処療法として経費と見ていたのですが、現在では予防+αとして投資と考えられているという話をされました。
続いて鈴木講師が用意された、ストレスの質問を5問各自で書き込み、その質問用紙を隣の席の人とシェアしました。
続いて、社員のうつ病に対する話をされました。一度うつ病になると仕事のパフォーマンスは8割程度になり、さらに悪化すると5割程度になるそうです。一度落ちたパフォーマンスは元に戻ることはなく、さらにうつ病は再発しやすいので悪化の一途をたどるそうです。うつ病の対処法として、うつ病にかかっている本人は正常な判断が出来ない状態なので全員でかかわり、客観的に話を聞くことが重要であり自分の考えをおしつけないのが良いそうです。
続いて疲労蓄積度を見るためのチェックシートを各自でチェックしたり、前後の4人を一グループとして3つの事例を各グループで原因、会社の対応などを5分程度話し合い発表しました。
最後に人のメンタル部分は目に見えるものではないので手遅れになることのないようにメンタルヘルスケアをしていくことが重要であると思いました。
第4グループ 飯塚 誠