三条エコノミークラブ

本例会レポート

 平成25年5月23日(木)三条商工会議所にて新潟労働衛生コンサルタント事務所の鈴木美和氏をお迎えして、『職場におけるメンタルヘルスケア』というテーマでご講演いただきました。

 

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 はじめに、メンタルヘルスケアは、職場における高いパフォーマンスを得るために昔は対処療法として経費と見ていたのですが、現在では予防+αとして投資と考えられているという話をされました。

 続いて鈴木講師が用意された、ストレスの質問を5問各自で書き込み、その質問用紙を隣の席の人とシェアしました。

 続いて、社員のうつ病に対する話をされました。一度うつ病になると仕事のパフォーマンスは8割程度になり、さらに悪化すると5割程度になるそうです。一度落ちたパフォーマンスは元に戻ることはなく、さらにうつ病は再発しやすいので悪化の一途をたどるそうです。うつ病の対処法として、うつ病にかかっている本人は正常な判断が出来ない状態なので全員でかかわり、客観的に話を聞くことが重要であり自分の考えをおしつけないのが良いそうです。

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 続いて疲労蓄積度を見るためのチェックシートを各自でチェックしたり、前後の4人を一グループとして3つの事例を各グループで原因、会社の対応などを5分程度話し合い発表しました。

 

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 最後に人のメンタル部分は目に見えるものではないので手遅れになることのないようにメンタルヘルスケアをしていくことが重要であると思いました。

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                                                             第4グループ 飯塚 誠

5月15日水曜日、伝統の三条祭り大名行列が開催されました。朝から晴天に恵まれ、中止の心配なくスタートできました。
出陣式では、各団体の会長挨拶と竹内直前会長の鬨の声で士気を高め、祭りに臨みました。

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今年のECは大西会長に「露払」を担当していただいたのをはじめ、新潟県指定重要文化財である「信国太刀」や「具足櫃」などの多くの神具、そして囃子を担当しました。暑い中、汗をかきながら大名行列に参加する会員の姿が印象的でした。

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舞い込みでは、雨が降りましたが無事に囃子を3回目のチャレンジで、拝殿に収めることができました。今年は、行列の終盤時に雨が降り、囃子の帰路を急がせてしまいましたが、対応して頂いた会員の皆様にはここで今一度感謝を申し上げます。

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八幡宮より開かれる慰労会では、各団体からの参加者が集い、労をねぎらいました。その中で若衆会臨時役員会を開催し、次年度の若衆会会長にECより出向している原田委員長が選出されました。大名行列参加経験者が少なくなる中、伝統を受け継げるように若衆会委員会も伝承するための準備をして、来年は今年以上に素晴らしい大名行列を開催できたらと思います。

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今年の三条祭りには2日間で8万人の来場者がありました。平日にもかかわらず、多数の会員の皆様にご出席いただき、誠にありがとうございました。

若衆会委員 小林 秀徳

平成25年4月25日(木)リサーチコア6F研修室にて会員拡大委員会主幹により第一回交流例会を開催しました。

今回の交流先は「働く女性にも起業家精神を」という会方針を持った女性だけの異業種交流団体WWA (Working Women‘s Association) 様をお招きし、「出逢いから生まれる新しい可能性」というテーマにて模擬「起業」ディスカッション例会を開催致しました。

立場や目線の違う異業種に所属する女性と男性が自企業の特長や特色、強みを融合し、且つ同じテーマに沿って議論する事により、新しい発想や考え方を生み出す事を学び、理解する事を目的に行いました。

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ディスカッションの内容は「高級な〇〇を売る会社を起業する」としてエコノミークラブの業種からジャンルを選定して(保育園、豆腐、ノコギリ、文具、日本酒等)選んだジャンルについてそれぞれのグループが一般的に安価な製品、サービスを高級品として売るための付加価値をディスカッションする方法で進めていきました。

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最終的に全員の前で選んだジャンル、考えた付加価値、価格、商品名、会社名を発表し、考えたイメージをデッサンして発表しました。

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ディスカッション例会中は参加者の皆様やや緊張気味でスタートした様でしたが、中盤から参加者皆様内容をよく掴み始めてどのテーブルも活発な意見、そして笑い、うなずき等、有意義なディスカッションとなりました、参加頂いたWWA会員の皆様もさすが起業家精神を持っている方々ばかりで、女性目線、起業家目線の大変興味深い意見がたくさん出て勉強になる事ばかりでした。

ディスカッション終了後の発表時には各グループ共にアィディア満載の個性ある商品、サービスを発表して頂きました。

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その後会場を居酒屋権十楼に移して交流懇親会を行いました。第二部の懇親会でもWWA会員の皆様にはエコノミークラブのまた違った一面を見て頂き、盛り上がりの有る懇親会となりました。

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最後に今回の例会に企画当初から多大なるご指導、ご鞭撻を頂いた多くの会員の皆様、そして交流例会にご参加頂いた会員の皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。

会員拡大委員会 羽賀 孝輔

平成25年4月18日三条商工会議所にてJIP日本人事総研グループ新潟中央社労士事務所所長、新島哲氏をお迎えして、『時間管理で効率UP』というテーマで御講演いただきました。

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はじめに新島講師自身が時間管理(タイムマネジメント)に取り組むようになったきっかけについてのお話をされました。次に、実際に取り入れた実例の中で発生したメリット、デメリットを挙げ、効率を上げることだけに執着すると続かないということを教えていただきました。そして、一般に時間管理というと効率を上げることだと思われがちですが、本当に重要なのは空き時間を作ることだとお話しされました

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空き時間を作るためにまずやることを絞っていかなければいけない。楽しいから、簡単だから先にやってしまいがちな重要度、緊急性の低いことはやめるか後回しにしてすき間時間にやるようにする。重要度が低いけれど緊急性の高いこと(電話の応対、FAX、メールの返信等)に時間を奪われないように問い合わせ電話が来る前に連絡をしておく等の工夫をする。 こういったことを実践して空き時間を作り、その上で未来への投資となる重要度が高いけれど緊急性の低いこと(新規顧客の開拓、会社設備の拡張等)を優先して進めていくようにするのがとても大切なことだとお話をされました。

最後に、時間管理で効率を上げれば仕事はうまく回るようになるけれど、時間管理を目的にするのではなく、大きな目標を持ってそれを実現するために時間管理に取り組むようにして続けていくことが大切だと締めくくり、三条エコノミークラブ4月本例会は終了しました。

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第3グループ 川瀬 歩

2013年3月19日、越前屋ホテル様にて「OB公開例会」及び「2013年度ECの集い」を開催致しました。

三条エコノミークラブが52回目の誕生日を迎えたこの日は現役会員、OBを合わせ90名近い出席となり盛大な祝宴となりました。

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第1部OB公開例会では久須美酒造株式会社  代表取締役会長の久須美記廸氏を講師に迎え「老舗企業に学ぶ永続経営」 と題してご講演頂きました。

久須美講師は商売の基本を「三方善し」とし、お客様・世間・自分の全てに善くなければならない事、更に「経営者は片手にソロバン、もう片手には論語」と挙げ、経済と道徳のバランスが大切であるとご説明頂きました。また創業より180年を迎えた久須美酒造様が多くの災害、困難を乗り越えてこられた事や新商品の開発、ネーミング、販売戦略について等、非常に多岐に渡る講演内容となりました。

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第2部ECの集いでは久須美講師もご出席頂き20名を越えるエコノミークラブの歴史を築いてこられたOBの皆様と共に盛大に52回目の誕生日を祝う事が出来ました。また久須美酒造様のお酒をご用意した事で祝宴もより一層に賑やかとなり盛会のうちに幕を閉じました。

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一年を通してOBと現役会員が顔を合わせる機会は限られていますが例年と変わりなく盛り上がり、お互いに交流を深めている場面が多く見られましたので、このような機会を持つことがエコノミークラブの繋がりを維持する大切な機会であると改めて感じました。

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老舗企業に倣い永く会として存続する事が企業、地域の発展に繋がるものであると感じた例会となりました。

 

第2グループサブリーダー 駒形 崇

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平成25年2月21日(木)三条商工会議所にて(株)総合教育研究所、幸援家(代表取締役)石橋正利氏をお招きして、『意識改革~受動から能動へ~』というテーマで第1グループ2月本例会を行いました。

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はじめに、石橋講師は社員にやりがいを持ってもらう為には、まず経営者自身、意識改革を行わなければならないと仰っていました。その為にダニエル・ピンク氏の「やる気に関する驚きの科学」から単純作業は外的動機付け(義務、賞罰、強制等)、創造的作業には内的動機付け(好奇心や関心等)が向いているということを学びました。

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続いて、成功事例として、あるクリーニング店をあげられました。社員の給与アップ、叱咤激励といった外的動機付けを行ったが、業績が伸びませんでした。そこで、会社の存在意義や理念、社会との関わりあいを明確にするといった内的動機付けを行ったところ、業績が伸びたというお話でした。

この成功事例のように、我々は外的動機付けばかりで業績が伸びると考えがちですが、内的動機付けを行うことで社員の仕事に対するやりがいを引き出し、結果として業績が伸びるということを学びました。

その他にも、日本が属するモラルコードについて、人生の生き方を依存的姿勢から主体的姿勢に変えること、コミュニケーション報酬等を学びました。

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最後に石橋講師のご講演を通して強く感じたことは、社員に変わってもらおうと期待するのでは無く、自分自身の意識を変え、社会を変えることで、社員の置かれる環境も変わり、やりがいを見出せるような会社にしようと思いました。

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第1グループ 浅野良裕

2013年1月25日にGeo World VIPにて、祈願祭、臨時総会並びに新年会を開催致しました。

今回は三条八幡宮の藤崎宮司をお招きして、本館神殿にて神事を執り行いました。

藤崎宮司は訓話の中で「会員各位が相互に研鑽し、自分に足りないところは人のパワーを頂き、そのパワーをまた別な人に与えることで、どんどん会の活動を大きくし、地域に貢献できるのではないでしょうか。」と話され、会員がお互いに高め合うことの大切さをお話して頂きました。

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その後、会場を別館グランドに移し、臨時総会を行いました。

まず、大西会長が会長挨拶の中で「すべての事業に期待しています。今年は役員の平均年齢が若くなっており、色々な事業、企画で今までにない案を出して頂き、素晴らしい活動にして頂きたい」と、新役員と会活動への期待についてお話して頂きました。

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次に議事に移り、昨年度の決算報告、監査報告について会員から承認して頂きました。

その後、大西会長から野水直前会長に記念アルバムを贈呈して頂き、野水直前会長から挨拶をして頂きました。その中で「人生には嫌なこと、辛いことがいっぱいありますけど、そこで心が折れたら成長は止まってしまう、皆さんにはこの辛さをぜひとも乗り越えてほしい、乗り越えると昨日までストレスだったことが嘘みたいに平気で出来るようになる、エコノミークラブを最高の修業の場として考えてほしい」とお話して頂きました。

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最後に新役員からは今年の意気込みをお話して頂き、新入会員からは自己紹介と抱負をお話して頂き、臨時総会は閉会致しました。

続いて、同会場にて新年会を行い、2013年度のエコノミークラブの活動を華々しくスタートさせました。

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若衆会委員 加藤 克宏

平成25年1月1日(火)、三条市元旦マラソン大会が開催されました。これは、走ること・歩くことは体力づくりの基本であること、そして一年の計は元旦にありということから、三条市と三条市体育協会により主催されているもので、今年で第8回になります。

当クラブでも毎年参加しているアスリートな会員はおりますが、それに加えて、昨年11月の第4回人間力向上セミナーにおいて選出された名誉ある会員も参加しました。

元旦当日はあいにく雪が降る天候となりましたが、朝も暗いうちから元気いっぱい集合しました。

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各自で3~10kmのコースに出場しましたが、お揃いの人間力向上Tシャツに身を包み、気持ちをひとつにして走り抜きました。

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今年1年を健康に過ごすとともに、人間力あふれる社会人・企業人として活動することを祈念することができました。

 

みなさま、ありがとうございました!

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平成24年12月8日(土)、千翔にて定時総会及び卒業式・忘年懇親会を開催致しました。

第一部・定時総会では、野水会長より「今まで生きてきた中で一番落ち込んだけれど、一番成長できた一年でした」と挨拶がありました。その後、今年度の事業報告をし、優良会員の表彰に移りました。続いて、大西次年度会長より、次年度の会長方針を「一期一会~今 この一瞬を大切に~」と示され、活動心得を発表していただいた後、参加者全員から承認を得ました。最後に次年度役員と新入会員を紹介し、定時総会を閉会致しました。  

引き続き、卒業式が行なわれました。今年度は7名が、ご卒業となりましたが出席された5名の卒業生へ野水会長よりお祝いの言葉を述べていただき卒業盾を授与されました。そして、卒業生から一言ずつ最後のご挨拶を述べていただきました。また式の最後に卒業生から記念品として、弥彦登山の優勝トロフィーと、今年度から始まったECボウリング大会の優勝トロフィーの二品をご寄贈いただきました。  
  
第二部の忘年懇親会では、卒業生各々が選曲された入場テーマが鳴り響く中、入場されるなどして卒業生を含めた現役会員と顧問・OBの皆様と共に盛大に行なわれました。
最後に、大西次年度会長が卒業生へ『送る言葉』を述べられ、長谷川副会長の音頭のもと万歳三唱で今年度最後の例会を締め括りました。


                                                             
                                                                第3グループ幹事 栗山 大介

平成24年11月29日(木)三条商工会議所にて(株)ホンダセンターウメダ代表取締役社長 梅田守氏をお招きして、『適切な目標の設定方法』というテーマで第4グループ11月本例会を行いました。

初めに梅田講師がなぜ「適切な目標の設定方法」に出会えたのか、それを実践したことでどんな効果があったのかをご説明いただき、実際にどのようにして、適切な目標設定をするのか、梅田講師が用意してくださった資料に基づき、学びました。

まずスマートゴールセッティングという方法で目標の立て方を学びました。次に思いつくままに、やりたいことや欲しいものなど羅列するウィッシュリストを作成しました。これは自身の内に秘めた目標を絞り出す為の作業です。このリストに、それぞれ優先順位を付け、絞り込みを行います。そして、目標達成の期限、達成された時の価値、達成する為の具体的な方法等をまとめ、自身への目標達成の為の自己指示書を作ります。この自己指示書を毎日目につくところに置き、イメージを沸かせることで、目標達成することが出来ます。梅田講師が実際に作成した自己指示書を例にお話しいただきました。また、幼い頃から実践し、成功を収めた人物として、メジャーリーガーのイチロー選手やプロゴルファーの石川遼選手の小学生時代の作文とともに成功事例として、ご紹介いただきました。

 

梅田講師のご講演は、当クラブメンバーの自己の成長や、自企業の発展へも繋がる非常に有意義な講演でした。