三条エコノミークラブ

本例会レポート

平成27年10月9日(金)から10月11日(日)にかけて「広い大地と大空と笑顔~地の利を活かした経営~」と言うテーマのもと研修旅行が開催されました。

早朝から集合して新潟空港へ行き、そこから新千歳空港まで移動後、北海道内はバスで移動しました。

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最初の研修先は北日本精機株式会社様に伺い会社のお話を聞かせていただき、工場内の見学をさせていただきました。 工場の見学をしている中で、案内をして頂いた方が「うちの会社は常に進化し続けているので、撮影した写真を使って設備を模倣されたとしても相手にならないから写真撮影は一向に構わないと社長は言っています。」というお話をされていたことが印象的でした。

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続いて2件目の研修先であるソメスサドル株式会社様へ移動して、社長の染谷昇氏よりお話を聞き、会社内の見学をさせていただきました。

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北海道の砂川市だから革製品の一つのブランドとして成長できたということや、この地だからこその働き手があると言うお話をされていました。また、会社に入った人間はまず現場での仕事から始めてもらっているということでした。その後それぞれの人の適性に合った部署での仕事を任せるようにすることで、現場でやっている仕事の大切さ、そして会社全体としてどの方向を向いて何を作っているかと言うことを学びとって貰っているそうです。

その後宿泊先のホテルへ移動し初日の研修は終わりました。

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2日目はまず小樽へ移動してガラス工芸品の製作体験を通してガラス工芸の繊細さや職人技を習得することの難しさを学びました。次に登別地獄谷へ行きました。大自然が作り上げた神秘的な景色を堪能し温泉で旅の疲れを癒した後、苫小牧港よりフェリーで研修旅行の帰路に就きました。

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北海道ならではの産業と技術、そして雄大な自然から様々な事を学びとり、研修旅行は終了しました。

広報委員会 川瀬 歩

第2回人間力向上セミナーレポート

「震災から学ぶ当たり前の重要性」

 

平成27年9月19日(土)に四季の宴千翔にて第2回人間力向上セミナーが行われました。

初めに高橋会長より「人というのは大切なものを失ってから初めてその大きさや重要性に気づくものであり、今日の講演を聞いて当たり前のことの幸せを感じてほしい」と挨拶をしていただきました。

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その後、石井講師より講演していただきました。まず東日本大震災の映像を流したあとに自衛隊員は被災者のためになるような活動をしていて、具体的には倒壊の可能性のある家屋に要救助者がいて一人の隊員が勇気を出してその人を助けた話や被災者が困っている事に対して自衛隊員が率先して工夫をして行動をしているとお話ししていただきました。

自衛隊員が日頃厳しい訓練をしているのはどのような環境下においても躊躇することなく活動する為であるともお話しされました。

続いて青木講師より講演していただきました。東日本大震災発生当時から現在に至るまでの被災者の生の声を交えながらお話ししていただきました。日本全国でも被災地の報道はされておりましたが実際の被災地は報道されている何倍も何十倍も悲惨な状況になっていることを聞かされ、とてもショックを受けました。中でも一番情報が欲しい被災者には全くといっていいほど情報が入ってこない現実を知らされてとても不安であったと思いました。

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2人の講師より講演頂いた後各グループに別れ、話を聞いての感想についてディスカッションを行いました。          普段なにげなくある生活がいかに幸せであるかを考えさせられる例会でした。

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広報委員副委員長  飯塚 誠

平成27年9月17日(木)Geo World VIPにて三条エコノミークラブ公開例会を開催いたしました。

有限会社クロフネカンパニー代表取締役社長 中村文昭氏をお招きし、「心の伝承~古き良き日本の心~」をテーマにご講演いただきました。

中村講師の講演に先立ち、高橋会長は「最近の殺伐としたニュースを聞くと、物が豊かになった半面、心のゆとりが無くなってきた様に感じます。またコミュニケーション不足も一因に考えられます。人とのつながりや信頼関係、思いやりの心、感謝、謙虚な心、礼儀など当たり前で大切なことが昔に比べると薄れつつあります。本日は中村様よりご自身の経験談、体験談を伺うことで、人と人とのつながりの大切さ、日本人として大切な心のあり方を気付くきっかけになっていただければと思っております。」と挨拶されました。

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中村講師は始めに「日本は自殺者数が年間3万人と非常に多い。世の中が便利になりすぎて家族の中でも気遣いすることが少なくなり、人と関わることが無くなった。世の中が世界一便利で世界一豊かな国であるゆえに国民の心が世界で一番最初に崩壊するかもしれない。それを防ぐには人はもっともっと係わり合いを持つべきだ。」

続いて教育勅語を挙げ「父母を大切にしなさい、兄弟友達は自分自身のように信頼しなさいという日本人として当たり前のような考えを戦争に負けたことにより廃棄され、日本人を骨抜きにするアメリカの政策は成功した。戦後70年が経ち、欧米寄りの考え方が普及して日本は欧米にとって扱いやすい国になってしまった。」と教えていただきました。

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「自分が下ばかり向いて生きていたとき、偶然出会った師匠に考え方を大きく変えられた。お金の出口が人を喜ばせる方に向いている大人は輝いていると教えられ、仕事の最終目的は人を喜ばせることであることを徹底的に叩き込まれた。それが日本人の継承するべき心ではなかろうかと感じる。経営する飲食店に訪れる人を喜ばせながら送る毎日が本当に幸せだった。」

「師匠からお金の使い道は人と出会うために使えと教えられた。例えば新幹線はグリーン車の予約されている席の隣の席に乗る。グリーン車に乗る人は何かしら努力をした人か才能のある人であり、隣に座った人と話をすることで人生は花開く。1度目会うことはあっても2度目会うことは余程の理由がない限り難しい。それは客商売も一緒で1を2にすることが喜ばせることの1番の難しさである。出会いが将来を楽しくする方法であり、出会いが全てである。」とお話しされました。

中村講師が29歳の時にお店に偶然訪れた客から講演依頼を頼まれ、師匠から「頼まれ事は試され事」という言葉を思い出し、思い切って依頼を受けたところ大いに好評で人伝いに広まり35歳の時には全国312ヵ所で講演を行うようになったとご自身の経験をお話されました。

中村講師は「飲食店オーナーになりたいとか講演家になりたいという目標を持ったことはなかったが飲食店オーナー、講演家をさせてもらっている。人から任された仕事を期待された以上に一生懸命やればそのうち役割が与えられるようになる。日本人は天命追求型が合うと思う。人を喜ばせることが自分の未来を変える、自身の可能性を人から気付かせてもらえる天命追求型の日本人らしい生き方が若者に伝えたい生き方の一つである。」とお話しされ講演を締められました。

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ご講演の後に中村講師から「頼まれ事は試され事」という講師自身の人生を変えた言葉を書いた色紙をいただきました。

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終わりに猪熊公開例会委員長から「子供にまつわるニュースを見てこのままで本当にいいのかと思います。思いやりのある言葉を掛けていただき人と人とのつながりを意識して、本日参加してくださった皆様がつながっていただければ暖かい素晴らしい地域になると信じております。」と挨拶され、公開例会を終了しました。

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ご後援下さいました三条市、三条商工会議所様、三条信用金庫様、公益財団法人内田エネルギー科学振興財団様、そして総勢642名ものご出席下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。

広報委員長 田辺敬輔

平成27年8月28日(金)餞心亭おゝ乃にて臨時総会を開催致しました。
まず初めに第一部、臨時総会が行われ、高橋会長より「今年も8ヶ月が過ぎ、私が掲げた会長方針『心を高める』、会員の皆様は多くの例会に出席して、多くのことを学び、得たこと気づいたことがあるかと思います。残りの4ヶ月を経営者、組織のリーダーとして活動の中で共に学べる時間と言うものをより大切にして沢山のことを学んでいきたい。」と挨拶を頂きました。

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  続いて議事に移り、高橋会長より次年度、エコノミークラブ55周年の会長として現監査役である久保克幸君(株式会社久保組)を推薦し、満場一致で承認されました。
久保次年度会長より「エコノミークラブという会は目的があって存在する会であるので、本来の目的が重要ではないかと言うのを感じるようになりました。我々が成長、発展させる為に沢山学んで、我々が成長する事が一番重要なのではないかと考えました。今年一年、監査役と言う立場から見て、皆さん素晴らしい考え方や意見が有りましたが、唯一足りないものは必死さがまだまだ足りないのではないかと感じています。来年はもっと貪欲に行こうと思う。」と挨拶があり、議事は終了しました。

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次に8月までに入会した8人の新入会員を紹介しました。そして、55周年準備委員長より中間報告と50年から引き継ぎ、60年へと繋ぐという意味を込めた55周年のロゴマークが発表されました。

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第二部では夏忘れ懇親会が行われ、久保次年度会長を盛大に祝うべく、鏡開きを執り行いました。
長谷川直前会長より乾杯の挨拶をいただき、久保次年度会長の下にはお祝いする為、たくさんの会員が集まりました。

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最後に、顧問の野崎顧問、野水顧問、大西顧問から高橋会長・久保次年度会長へ向けて労いの言葉と激励の言葉を頂いたビデオメッセージを頂き、その後に藤島監査役から締めの挨拶が行われ、高橋会長、久保次年度会長と共に万歳三唱で締めくくり閉会しました。

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広報委員会 西村 郁夫

平成27年7月23日(木) 三条商工会議所4階研修室にて7月例会が開催されました。

講師に有限会社F&Cヨシザキ 代表取締役 吉崎利生氏をお招きし、「周りの力を活かせるリーダーになろう!」をテーマにご講演いただきました。

講師はファシリテーターとして自ら考えて行動できる人づくりを目指しており、個人的な目標として2019年末までに県内企業・団体・地域に支援型リーダーを1,000人養成したい。なぜかと言えば、人に任せて文句を言う社会から自ら引き受けて考える社会に変えたいという思いがあるとお話されました。

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社内コミュニケーションを改善して指示・命令の支配型リーダーシップから共同・促進の支援型リーダーシップに方向転換して、指示待ち社員を自ら考えて行動する社員に変えるにはまずコミュニケーションスキルについて考えなければならず、自分自身の考え方の枠組みがコミュニケーションエラーに繋がることを教えていただきました。続いて3つの「きき方」を教えていただき、消極的に「聞く」や自分の都合だけで「訊く」ではなくて耳を傾けて「聴く」が重要であり、また相槌や質問というリアクションが相手との関係性の質と思考の質を向上させることも教えていただきました。

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質問には応答側の自由度が高く具体的内容が聴き出せる「オープンクエスチョン」と情報の不明瞭な部分を明確にする「クローズドクエスチョン」があるということを教えていただき、必要に応じて使い分けなければならないことが重要であるとお話され、質問のスキルを上げれば容易に「聴く」ことが出来るようになるため私生活でもオープンクエスチョンを意識して使って欲しいと仰られました。

色紙受贈にて吉崎講師は「良寛様の漢詩の中で好きな言葉で、迷ったときは改めて自分の気持ちを問い直す気持ちになります。ぜひ皆さんも迷うことがあれば思い出してください。」と仰られ、「無欲一切足 有求万事窮(欲なければ一切足り 求むるあれば万事窮まる)」という言葉を頂戴しました。

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最後に今回の例会を企画した加藤リーダーは「講師とお話しする中で自然に自己紹介していました。吉崎講師のお話を聞いた後、それを思い返すと感動してしまいました。相手を知ることは上下関係ある中でも非常に大切なことであって、お互いを知ることが出来ればどんなピンチも乗りきれると思います。それは能力以上に大切なことで、いかに周りの力を活用するか、そのための第一歩として今日学んだことを自分で活かしながら周りの力を最大限に活用できるような組織を作らなければならないと思いました。」と挨拶され閉会となりました。

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広報委員長 田辺敬輔

平成27年7月13日(月) 三条ロイヤルホテルにて新入会員オリエンテーションを行いました。

今年1月~7月までに新しく入会した8名を前に、高橋会長の挨拶から第1部が始まりました。

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新入会員も入会して日の浅い方が多く、みな緊張した面持ちで話を聞いていました。

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その後当日参加した役員から自己紹介を行い、各々新入会員に向けて自分が入会した当時の話や会についての思いなどを交えて挨拶を頂きました。

新入会員からも自己紹介を頂きましたが異業種交流会らしく幅広く色々な業界から入会があり、会の今後の更なる活性化への期待を感じました。

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説明会を通して発会の歴史や会の目的、会長方針などを確認し、また会員の心構えを相談役より説明して頂き改めて会の意義を感じるいい機会となりました。

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委員会の趣向を凝らした演出もあり緊張感もありながら後半は和やかに進みました。

第2部は懇親会ということで委員会を筆頭にリラックスできる雰囲気作りもありお互いの懇親を深めることができました。

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最後は藤島監査役よりエコノミー流の万歳を行って頂き締めとしました。

広報委員会担当副会長 駒形 崇

平成27年6月18日(木)三条商工会議所4階研修室にて、講師に株式会社里味 代表取締役 高頭 八郎 氏をお招きし、「経営理念の大切さ」をテーマにご講演をして頂きました。

初めに会長挨拶があり、「ある企業を訪問した際、社員の方からとても元気の良い挨拶で生き生きとした姿で出迎えられた経験があり、その時からどうやったらモチベーションを高く保つことが出来るかを考えるきっかけとなった。それには目標を高く持ち続けることであり、これを三条エコノミークラブの会員に置き換えると各グループの年間目標や各自企業の目標を念頭に意識することである。そうすることで若い世代の成長にも繋がる良い循環が生まれてくる。」と話されました。

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続いて講師による講演の冒頭では、「主婦は家事に仕事にと行うことが多くて、主婦自身がゆっくりと食事を摂る事が出来ない。そんな主婦が外食をすることで大いにリフレッシュすることに自社は大きく貢献出来ると考えています。このように自分の仕事に対して卑下するのではなく、自信とプライドを持って取り組むことが大切です。」とお話頂きました。

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また、講師ご自身の生い立ちや性格面については、「良い意味で正義感が昔から強かった。他人のことはもちろん、自分自身の心を騙すことは絶対にせず、そして何事も精一杯やってきたので止める止めないの判断が早く下せるようになった。中途半端だと判断がいい加減になってしまう。」とお話頂きました。

サラリーマンをご経験後、起業をして現在に至るまでに様々な苦労があり、そこからいかに企業における経営理念が大切であるかを実感されたようです。

「良い新卒を迎え入れるのも、良い社員が長く居続けられるのも、良い企業でないと出来ない。それを実現するには経営理念を掲げ、そして全社員に浸透させていくことがとても大事。そうすることで社長としての行動に迷いがなくなり、社員も不安がらずに仕事を進める事が出来て良い企業になることに繋がる。そういう意味で経営理念と言うのは自分自身の為にあるものとも思っている。」と、経営理念の重要性を講師ならではの見解で教えて頂きました。

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例会の最後に講師より、「忠恕」(ちゅうじょ)と書かれた色紙を頂きました。講師は「孔子の言葉で、もっともっと深い誠実という意味。周りの人たちに対して深い誠実さを持ち、そして折れない心で仕事を続けることが大切です。」と述べられて例会は終了致しました。

 

 

平成27年6月13日(土)に第50回三条エコノミークラブ弥彦山登山を開催致しました。

参加者は朝早くから集合して休憩所、慰労会場となる弥彦温泉宿「だいろく」にて開会式を行いました。

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開会式では高橋会長が「記念すべき50回目の弥彦山登山です。今日はエコノミークラブらしく楽しんで登山をし、そして慰労会ではお互いの親睦を深められる1日に出来るように楽しくやりましょう。」と挨拶し、企画担当の特別企画委員会から1日のスケジュールの説明がありました。

その後、弥彦神社にて参加者全員で50回目の弥彦山登山の成功と三条エコノミークラブのさらなる発展を願い参拝をし、弥彦山登山を行いました。

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参加者は互いに競い合って登ったり、自分のペースで登ったりと各々で登山を楽しむことが出来たようで、登り終ったあとは清々しい様子でした。

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そして下山後は温泉で身体の疲れを、慰労会で心の疲れを癒しリフレッシュして、また明日からの仕事を頑張って行こうと皆で確認し合って第50回弥彦山登山は終了しました。

 

広報委員会 川瀬歩

平成27年5月28(木)三条商工会議所4階研修室にて、講師に株式会社 サカタ製作所 代表取締役社長 坂田 匠 氏をお招きし、「人の繋がりを経営に活かす」をテーマにご講演をして頂きました。

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まず初めに会長挨拶があり、「役をやりきる、全うすると言う事は、仕事でも会社でもそしてエコノミークラブでも言えることで、言い換えれば役職であり役割で、大なり小なり責任と言うものが付いてくる。因果応報と言う言葉があります。良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。因果応報と言う言葉を皆さんの心に留めて頂きたい。」と話されました。

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まず始めに坂田講師の企業紹介プロフィールの動画を拝見しました。社是に「社会性に優る方針はなし。教育に優る業務はなし。当社は開発、製造、販売を行うサービス企業である。会社は公器である。」を掲げています。

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講演では坂田講師より、「一番に考えなければならない事とは、社内の人との繋がりです。社員同士の横の繋がりだけでなく、上司や幹部との縦の繋がりも大事だと思います。」とお話をされました。

次に「古くからある会社でも社員が変わっているのに、その会社の雰囲気と言うものは変わらない。私はサラリーマン時代にその会社の雰囲気と言うものを変える事を始めました。雰囲気の暗かった会社でひたすら挨拶を続けました。最初は返事も無かったが、次第に挨拶が返ってくるようになり、明るい会社に変わりました。今からでも変えることは出来ます。」とお話を頂きました。

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最後に講師の体験談として「お客様の問い合わせで、自社製品より他社の製品を進めた事もあったが、後に良い品を作りお客様に勧めた所、信頼を得て買ってくれた。お客様の為にした事は後に良い事として帰ってくるものです。」とお話を頂きました。

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色紙受贈では社是でもある「会社は公器」と言うお言葉を頂きました。意味は「会社を私物化した時には失敗し、会社は社会の物だという気持ちでいた時には上手くいっていた。過去の失敗はこの気持ちが足りなかった。」とお話を頂き、例会は終了しました。

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広報委員会 西村 郁夫

平成27年5月15日(金) 江戸時代からの伝統、三条祭り大名行列が開催されました。

大名行列前の出陣式で高橋会長は「多くの人々の心に刻み込まれるような祭りにしたい。ここにいる全員の気持ち、意識を合わせることによって、より結束した大きな力が生まれるのではないかと思う。皆さんと心を一つにして力を合わせ、より盛大な素晴らしい三条祭り大名行列を開催しましょう。」と挨拶されました。
その後、若衆会原田直前会長の鬨の声で気持ちを盛り上げ三条八幡宮へ向かいました。

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三条エコノミークラブは今年、高橋会長が露払を担当されることをはじめ鉄棒、白幣、信国太刀、具足櫃、御榊、五色吹流、先導稚児、新職、唐櫃、禰宜、囃子の太鼓を参加者それぞれが担当しました。
囃子の太鼓では持ち手の負担が偏らないよう交代しながら息の合ったチームワークで行列を全う出来ました。

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舞い込みが始まる前に天候の心配がされましたが、再び晴れ間が出て無事に舞い込みが始まりました。
担当した囃子の太鼓は2度揉み合い押し戻されましたが、3度目で拝殿に収まりました。
大名行列のクライマックスに相応しい熱気と躍動が三条祭りらしさを物語ります。

舞い込みが終わった後、若衆会飯塚会長から「ここ何年かは天候に恵まれず、鬱憤が溜まっていたのか舞い込みでは激しい揉み合いが展開され、三条祭りの醍醐味を味わってもらえたと思う。三条市民一人ひとりが三条祭りを作り上げていることを改めて感じた。これだけのパワーが三条市の発展に繋がっていくと思う。」と挨拶され大名行列は終了しました。

その後GeoWorld VIPにて慰労会が行なわれ、各団体からの参加者が集い労をねぎらいました。各団体の代表が挨拶される中、高橋会長は「大名行列中の落ち着きと、舞い込みの盛り上がる姿を見て参加者は物凄く格好良いと感じた。また来年、皆さんと心を一つにして大名行列に参加できることを期待しています。」と仰られました。

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今年の三条祭りでは平日開催にもかかわらず多忙な中、三条エコノミークラブから59名もの多くの会員から参加して頂きました。参加して頂いた会員の皆様に感謝申し上げます。
来年は日曜日開催のため、会員からより多くの参加が見込まれます。来場される皆様には三条祭り大名行列を通じて活気溢れる三条を感じて頂ければ幸いです。

 

広報委員長 田辺敬輔