三条エコノミークラブ

本例会レポート

2016年4月28日(火)三条ロイヤルホテルにて、三条信用金庫 常務理事 味田丈夫氏をお招きし、経営情報委員会第1回目のセミナーである「現状把握勉強会」を開催いたしました。

テーマ「自社の現状を把握する」

まず久保会長よりあいさつがあり、「昨今時代の流れが急速に早まっており、情報もあふれかえっています。何を見て何を判断すべきなのか、自ら得た情報で会社を導いていかなくてなりません。だからこそ私たちは貪欲に学ばなければなりません。この例会で学んだ事が、自社の一助になってほしいと思います。」とお話になりました。

P1040837_R

つづいて、講師紹介のあと、勉強会が開始されました。

マクロ経済を学ばなければ、地域経済の現況を知ることができないということで、世界における日本経済の状況と株価やTPP等の日本経済を取り巻く状況。さらに三条燕地域の経済状況も詳しくご説明いただきました。また、強い企業となるためには、「企業理念をしっかりさせる」「営業力を高める」「新製品・新商品開発を行い、チャネルを変える」「設備投資で高精度化させる」「人材育成の重要性」が大切であるとお話をいただきました。さらに「自社の様々な部分を変えることで、強い企業になる。そして失敗を恐れず、変化し続けることが重要」とおっしゃっておりました。

以上のように世界経済・地域経済、我々に対するアドバイスなど多岐にわたるお話をいただき、講演を終了いたしました。

P1040839_R P1040853_R

その後の質疑応答では、外山サブリーダーより、質問があり、「現状打破と変化をおそれず決断することが重要です」とアドバイスをいただいておりました。

P1040849_R

そして、川田委員長から閉会のあいさつがあり、「委員会のテーマが「未来を共に生きる」としており、この県央地域でも多くの企業が廃業しており、残念ながら我々エコノミーの仲間も同様です。私たちエコノミークラブの仲間が末永く企業として存続できるように、勉強して欲しいと思っております。そして今回は4ステップあるうちの1ステップです。すべて真剣に学んでもらい、1年後経営者としてリーダーとして、大きく成長して欲しいと思います。」とお話になりました。

P1040868_R

講師退場後、次回のSTEP2に向けた、アンケート記入をいたしました。
IMG_0078

その後、講師を交えて懇親会が盛大に開催され、渡辺竜海くんより乾杯のあいさつがあり、和やかな雰囲気の中、懇親会が開催されました。最後に、中締めを金子事務局、本締めを駒形副会長よりしていただき、閉会いたしました。

この度の経営情報委員会に参加して、地域経済や今ある現状などを学ぶことが出来ました。なかなかこのような講演をお聞きする機会がなく、新鮮かつ勉強になりました。特に感銘を受けたのが、「相手ではなく、まずは自分を変える事!」でした。自らを見直し、己を知る重要性を学べました。次回の経営情報委員会がさらに楽しみになりました。

広報委員会 岩瀨晶伍

2016年4月21日(木)三条商工会議所4F研修室にて講師に特定非営利法人しごとのみらい

理事長 竹内義晴 氏をお招きし、4月本例会が行われました。

テーマ 『社員の能力を引き出すチーム作り』

はじめに久保会長より挨拶があり、55周年記念式典は皆さんのおかげで素晴らしい式典となり、改めて三条エコノミークラブの組織力の強さを感じることができました。と1年以上かけて準備してきた委員会と協力した会員に向けて感謝を述べられました。

そして、講師講話を前にして、若者が育ちにくい環境が続いている現在で今後リーダーである我々はこれから様々な困難を乗り越えていかなければいけない、人間は人それぞれであり考え方も違う、組織という物はそんな多種多様な考えを持った人々の集まりである。それを踏まえてリーダーは社員一人ひとりの事を考えてやる必要がある。そして自社の繁栄に努めていく上で「貪欲に学ぶ」を実践していく事が大切であるとしました。

1  2

次に講師よる講話が始まりました。

人をまとめていく苦悩は社員でいるときはわからない。上に立って初めてぶつかる壁でもあります。それを解消する答えはわかりません、言葉は人によって受け取り方が違います、どういう風に取り組めばいい関係が築けるのではないか?という原理原則を話す事で何かしらのヒントになればとおっしゃり本題に入りました。

 

講師の経験談より、当時は社員としてエンジニア職をしていた中で、毎日残業、ミスをすれば叩かれるという社風の中で軽い鬱に陥っていたという。昔はどんなに叩かれてもお酒を酌み交わせばその人を理解できていたが、今の若い人はお酒を飲みたがらない傾向にあるのでコミュニケーションをとるのが難しい、昔と同じような手法は通じないのが現状という事をデータと照らし合わせながらお話しいただきました。

4 3

では、どうすれば社内のコミュニケーションが良くなり仕事にやりがいや、幸福感に繋がるかをお話しいただきました。

・二次元的な思考(良い・悪い)は対立を生む

・相手にペースを合わせて信頼関係をつくる、そのあとで自分の考えにリードする

部下がミスをしても、やってしまった過去は取り戻せない、叩いて叱っても何も生まれず、悪循環に陥るだけである。そうではなくて起こってしまったミスを一度受け入れて、「例:今気づいてくれてありがとう、なぜミスが起こったのがみんなで考えよう」など前向きな意味づけを心の中でする事がポイントであるとしました。

ネガティブな思考をポジティブな意識に変換してあげる事が大切であると教えていただきました。

 

最後に、4人1組で相手の不安を肯定的に言い換えて伝えてみるというコミュニケーションワークを行いました。

会員は会話の中で思ったことをまっすぐに伝えるのではなく、聞いたことを一度飲み込み、別の視点から相手のネガティブ思考をポジティブに変換して言葉をかけてあげるという作業に慣れず中々会話が進まない光景もちらほら見受けられました。素晴らしい回答には拍手が送られとても楽しそうにコミュニケーションワークを行っていました。

5 6

講話が終了し、竹内講師より会へ色紙受贈が行われました。「自分の力を信じよう!」

7 8

最後に村上 拡リーダーより「リーダーには常に人間関係の構築を考える必要があります。どんなに素晴らしい商品があってもそれを売るのは『人』です。偉くなっていくと社員や部下の気持ちを忘れていってしまいます。今回学んだコミュニケーション方法を皆さん一人ひとりが自分なりの形で表現していく、それを実践して行く事が大切です。今回の話しを聞くだけにせず、ぜひ実行して下さいとお願いしたいです。」と挨拶がありました。

9

 

今回の本例会、私達に置き換えるのであれば、社長や上司の目線から部下に対するアプローチの仕方を学んだわけですが、世代交代が始まってきている現在で若い世代の定着率が悪くなっている企業も多いのではないかと思います。昔の様に上のいう事は絶対というものが通用せず、若い世代には苦痛でしかない時代になってきています。私達は時代の変化に対応し、世代の変化にも対応する必要が出てきたのかもしれません。今回の内容はそういう時代に向かっている中で色んな年代層の社員を動かす上でとてもためになる方法を学べたのではないかと思います。社員の能力を引き出せるリーダーになれる事が環境の好循環を生み、会社の利益につながるという図式がイメージできる本例会となりました。

 

広報委員会 湯本 辰典

2016年3月19日(土)Geo World VIPにて三条エコノミークラブ創立55周年記念式典及び祝賀会が執り行われました。

清めの雨が降る中、会場設営や駐車場整備をする従事会員は、記念すべき創立55周年記念式典を大成功に導くために与えられた役割に責任持って行動しておりました。

全ての準備が整い、55周年の節目を祝うべく集まった来賓をはじめ、顧問、OB、OG、奥様、会員を含め約200名の参列者を清々しい声でお迎えいたしました。

猪熊副会長より開式の辞を皮切りに創立55周年記念式典が開式されました。

1 2 3 4

はじめに、51代会長 久保克幸会長より挨拶がありました。

三条エコノミークラブの歴史を振り返り、顧問・諸先輩が様々な時代背景の中、必死に活動され今まで積み重ねてきた歴史と伝統の偉大さを深い敬意で表現されていました。55周年を迎えるに当たり、会長方針を『貪欲に学べ』とした理由を述べ、会員一人ひとりが会の目的を理解し『よく学び、よく遊べ』の精神を胸に会員相互の信頼関係を築き、会の発展により一層努力をしていくと宣誓されました。

 

続いて、三条市長 國定勇人様より御祝辞を頂きました。

50周年記念式典で3.11東日本大震災という大変な事態の中で当日果敢に決行を決断されたことは三条市のリーダーとしての役割を果たす資質があると御祝辞を頂きました。

5

引き続き、三条市議会議長 森山昭様と海外公務の為、三条商工会議所会頭 斉藤弘文様に代わり副会頭 兼古耕一様からも御祝辞を頂戴いたしました。

その後、三条エコノミークラブの歴史を紹介する記念VTRが披露され、諸先輩が55年間築き上げてきた歴史の偉大さを改めて知る事が出来ました。

続きまして、三条商工会議所様、三条信用金庫様に感謝状と記念品の贈呈が行われました。

合わせて功労者表彰が行われ、過去5年間三条エコノミークラブの発展にご尽力された、46代会長 野崎喜嗣顧問、47代会長  野水靖之顧問、48代会長 大西朗顧問、49代会長 長谷川淳二相談役、50代会長 高橋陽一相談役が表彰されました

6 7 8

功労者代表として46代会長 野崎喜嗣顧問よりご挨拶がありました。

50周年当時を振り返り『決行』の決断をした理由は、『今我々エコノミークラブが出来るのは何か?それは自粛ムードの中、家に留まり被災地の復興を心の中で願うのではなく、歩みを止めず行動し続ける中で今出来る事やるべきことをやる事こそが大切である』とし、当時入会していなかった会員にも想いが伝わる挨拶となりました。

また、現役会員に向けて「難しい事や辛い事が多々ある中、周りの意見を大切にしつつ最後は自分の考えを信じて行動して欲しい」と応援の言葉を頂きました。

9

最後に柳取副委員長より閉式の辞をもって記念式典を終了しました。

10

祝賀会では、式典の緊張とは打って変わり、来賓、顧問、OB、OG、奥様、会員が一同に三条エコノミークラブの誕生日を盛大に祝う場となりました。

普段話す機会が少ない先輩方との交流や繋がりが、会員にとって貴重な経験となりました。

11 12

祝賀会の途中にフラッシュモブというサプライズが用意され、ご参列いただきました皆様を楽しませるために、式典委員会と会員が一体となって密かに練習をしてきたものを披露しました。

13 14 15 16 17

結果は大成功。想像以上に良い出来で45代会長の古川顧問は涙ながらに「この子達、これをやる為に一生懸命練習したんだろー」と。私達の練習背景やここまでに仕上げるまでの苦労や努力を感じ取って頂き、見ていてくれる人は見なくても分かっていてくれる、そんな素晴らしい感性を持った人間になりたいと改めて感じさせてくれるフラッシュモブとなりました。ご参列いただいた皆様より、お褒めの言葉や称賛を頂き、会員も心の底から笑顔で感謝しておりました。

祝賀会も後半に入り、佐久間委員長より挨拶がありました。

「今回この式典を行うに当たって私達委員会8人だけではできませんでした。会員全員の力、先輩方のお力、来賓の皆様の日々のお力添えのおかげで本日を無事終了することが出来ます。『悩む事』『支え合う事』が55周年の歴史を作り上げるうえで必要なのでないかと感じました」と皆様からの温かい拍手が鳴る中、涙ながらに皆様への感謝を述べました。

18

締めにOB会会長 桑野聡先輩より万歳三唱を指揮って頂きました。

「60周年でまたお会いしましょう!」で幕を下ろしました。

その言葉に「皆さん5年後まで自身の健康の維持と自企業の発展、更には現役会員が三条エコノミークラブの発展の為尽力してくれる事でまた5年後に同じメンバーで顔を合せましょう」という想いが伝わってきました。

19 20

多くの皆様よりご参加頂きました創立55周年記念式典。

そこには三条エコノミークラブの発会当時から55年間の歴史の縮図があり、5年に一度しか味わえない真の組織力の強さと多くの感動がそこに見ることができ、とても貴重な経験となりました。現役会員にとっては多くを知る良い機会になり、次の60周年に向けての第一歩となりました。

今後、私達三条エコノミークラブは歩みを止めることなく、時代変化の波に乗り、先頭を切って自企業の発展と地域経済の発展に寄与できる人材になる事を目指し、『貪欲に学ぶ』のもと成長していくという決意をさせられる創立55周年記念式典及び祝賀会となりました。

21

参加者全員が未来の自企業、地域経済の発展を祈念し万歳三唱をした。

 

広報委員会 一同

2016年2月25日(木) 燕三条地場産業振興センター メッセピア 5F 総合研修室①にて講師にグローカルマーケティング株式会社 代表取締役 今井進太郎氏をお招きし、2月本例会が開催されました。今回は三条商工会議所が改修工事を行っているため燕三条地場産業振興センターでの開催になりました。

2016-02-25 18.54.29  Exif_JPEG_PICTURE

テーマ:『顧客のニーズを掴め!』

はじめに、久保会長より、「時代が変われば顧客の求めるものが変わるものです。顧客のニーズがわからなければ自企業の発展はありません。今日の例会で学んだことを自企業に持ち帰って自企業の発展に役立ててほしいと思います。限られた貴重なこの時間を存分に有意義に使ってもらいたい。」と挨拶がありました。

IMG_8093 2016-02-25 19.01.06

司会より講師の紹介があり、講演が始まりました。

講演はマーケティングとは何か?というところから始まり、マーケティングとは【何を】、【誰に】、【どのように】を考え、売れる仕組みをつくることだと説明されました。実際に商品開発に携わった企業を例にあげられ、売れるしくみづくりについて具体的に教えていただきました。

またターゲットはどのような人かを考えるときは、「自分の価値観に合ったお客様を探して、その人たちの要望に120%応えていく。」という考え方でターゲットを考えることが大切だと話されました。

IMG_8111 IMG_8099 2016-02-25 19.15.08

商品やサービスをお客様に提案する際に、USP(Unique Selling Proposition)という「自社・商品の強み・売り」をお客様に伝えることが有効だと話されました。「USPをお客様に掲げることによって、それがお客様との約束になります。実態の伴った約束を掲げることが大切です。」と話されました。こちらも実際の企業を例にあげてUSPの考え方と作り方を教えていただきました。

また、「USPは変わっていくもの。競合が追いついてきたら変えていかないといけないものです。しかし経営理念は変わらないものです。最高の顧客のニーズを掴むためには、経営理念に合わないものはお客様の意見で曲げないことも大切です。」と話され講演が終了しました。

2016-02-25 19.15.08 IMG_8105

質疑応答では、まず「今井講師にとって理想のリーダー像とは?」という質問に対して、「尽くせるリーダーです。リーダーの価値は部下の数ではなく、尽くしている人の数だと考えています。」と答えらました。次に「失注をなくすためにはどうしたらよいですか?一度離れてしまった会社から受注を再度もらうためにはどうしたらよいですか?」という質問に「お客様の言われる断り文句と売れない理由は違います。売れない理由を探るために、お客様に、なぜ売れなかったのか?なぜそのように考えられたのか?というような「なぜ?」の問いかけを何度もしていると売れなかった理由が見えてきて、それに対処できるようになります。」と答えられました。

IMG_8115 2016-02-25 20.34.52 IMG_8129

色紙受贈にて今井講師から「察知力」という言葉を頂戴しました。「お客様はニーズを言ってはくれないから察知しなければいけないです。日常生活でも察知力は磨くことができるので是非、察知力を磨いていってほしいです。」と言葉の意味を説明していただきました。

2016-02-25 20.41.49 2016-02-25 20.40.39 2016-02-25 20.40.42

最後に、飯塚リーダーより「今回私が、なぜ顧客のニーズを掴め!というテーマで例会を開催したかというと私達、三条エコノミークラブのほとんどの会員が後継者なので、もともと自社の商品・サービス・仕事があった人が多いと思います。しかし、顧客のニーズが変わればいずれ商品が売れなくなったり、仕事がなくなってしまう可能性があります。皆さんには、今日学んだことを少しでも思い出したり、後日書類を見たりして少しでも自分のものにしてほしいと思います。私も今日学んだことを活かしてこれから柔軟に顧客のニーズを掴んでいきたいです。」と挨拶がありました。

IMG_8171 IMG_8178

今回の例会担当グループの樋口幹事より一言いただきました。

「初めての本例会での司会!卒業年でもあり、最初で最後かな?良い経験をさせていただき、またひとつ思い出が増えました。ありがとうございました。」

IMG_8122 

今井講師、久保会長、飯塚リーダーと皆さんが話されたように、顧客のニーズがわからなければ仕事がなくなってしまうかもしれません。しかし顧客のニーズが正しく掴めれば自企業発展に繋がります。今回のテーマは後継者である私達にとってとても重要なテーマだと感じました。また今井講師はとてもわかりやすく、具体的に顧客のニーズの掴み方を説明してくださいました。少しでも顧客のニーズを掴むために今日学んだことを実践し、考えていきたいと思う例会でした。

広報委員会 須藤祐太

 

 

 

 

 

2016年2月23日(火)魚長にて『顧問を囲む会』が開催されました。

ご出席いただいた顧問の皆様は、藤田英昭顧問(第36代会長)、須藤昭顧問(第39代会長)、藤原政志顧問(第41代会長)、相場浩顧問(第43代会長)、湯本福数顧問(第44代会長)、古川裕之顧問(第45代会長)、野崎喜嗣顧問(第46代会長)、野水靖之顧問(第47代会長)、大西朗顧問(第48代会長)の9名の皆様でした。

高橋直前会長の司会により開会し、出席いただいた顧問の皆様のご紹介から始まりました。

 IMG_8027 

続いて、久保会長のあいさつと2016年度会長方針、運営方針の説明をしていただきました。会長方針である「貪欲に学べ」についての考え方や、方針の説明をいたしました。

 IMG_8031

次に各グループ、各委員会から年間事業計画の説明を飯塚リーダーから、順番に説明していきました。リーダー・委員長は緊張の中、しっかりと自分のグループ・委員会の考え方を説明していました。続いて副会長・監査役・相談役・事務局も自己紹介と今年の目標をお話いただきました。

IMG_8035

続いて、相場顧問より講和をしていただきました。相場顧問からは、「会長方針である「貪欲」ってなんですか?ここにいる全員がその「貪欲さ」について語れなければ、バラバラな会になってしまいます。自分がどんな風になりたいか、どんな活動をしたいのか、ぜひ「欲」をもってください。そして「貪欲」な自分を演じきってください。」とお話しになられました。相場顧問のお話を聞いて会長方針をみんなで深く考え、実行してほしい。そうすることで一体感が生まれ、55年目のエコノミークラブがさらに強固な組織になり、それぞれの成長に繋がるのだと感じました。

IMG_8046

その後会場を移し、懇親会が開催されました。藤田顧問の乾杯のご発声を皮切りに懇親会が開催されました。顧問の皆様と親交を深めながら、にこやかに開催されました。厳しいながらも優しい先輩方とご一緒でき、楽しい時間を過ごすことができました。中締めは須藤顧問からご挨拶をいただき、久保会長・高橋直前会長と共に、万歳三唱で締めくくりました。

IMG_8051 無題 IMG_8069

最後に、今回初めて「顧問を囲む会」に参加した川田経営情報委員長より本締めと共にに一言いただきました。

「この度、久保会長より経営情報委員長を拝命し、卒業年にこのような経験をさせていただけることに感謝しています。この年になってこれほど、緊張する場面に出くわすことは少ないと思います。これから若い世代の皆様は、ぜひ積極的に会活動に参加して数多くの経験を積んでもらいたいです。」

IMG_8071

 

私もこの「顧問を囲む会」に初めて参加させていただきましたが、独特の緊張感の中に、顧問のみなさまの優しさや心遣いを感じ、楽しい時間を過ごすことができました。「貪欲」に自己研鑽を積み重ね、自身の成長と委員と共に「現状打破」できる委員会活動していこうと決意を新たにすることができました。

 

広報委員会 岩瀬晶伍

 

 

 

 

2016年1月23日(土)に祈願祭・臨時総会・新年会を三条八幡宮と三条ロイヤルホテルにて開催いたしました。

 

第1部の祈願祭は三条八幡宮にて、エコノミークラブの1年間の活動の成功を願い、49名の参加者で祈願祭を執り行いました。藤崎宮司による神事をして頂いた後、「感度を上げて様々な情報取得と情報共有をし、会員同士が互いに高め合いエコノミーの活動が益々発展するように。」という訓話をして頂きました。

DSC_0136 DSC_0139

第2部の臨時総会は三条ロイヤルホテルに会場を移し、63名の参加者のもと開催されました。初めに久保会長より会長方針である「貪欲に学べ」について「楽しいだけの会ではエコノミークラブの存在意義が無くなってしまう。我々がいかに貪欲になってエコノミークラブで学ぶか。それが会と各々の発展に繋がる。また、55周年記念式典は、会員一人ひとりがこの事業を成功させるという気持ちを持ち、組織力、人間の力が一つにならないと決して事業は成功しない。エコノミークラブに携わっている皆さんと55周年を心より楽しみ、貪欲に学び素晴らしい一年を共に終わりたい。」と挨拶されました。

引き続き議事に移り、2015年度決算報告、その他議案が会員から承認されました。

その後、新役員紹介、新入会員紹介が行われ、続いて久保会長から高橋直前会長へアルバム贈呈が行われました。

IMGP4681 IMGP4756 IMGP4765

 

第3部の新年会は久保会長の挨拶から始まり、高橋直前会長の乾杯と共に賑やかに開催されました。その後、久保会長の手本から始まった二人羽織りは、今年度のエコノミークラブを牽引する新役員により行われ、笑いと共に団結力が深まりました。最後に荻根澤監査役より、締めの挨拶をして頂き、久保会長、高橋直前会長と共に万歳三唱で新年会を締め括りました。

IMGP5029 IMGP5164

広報委員会 武石 直幸

平成27年12月12日(土)Geo World VIPにて、2015年度三条エコノミークラブ定時総会及び卒業式・忘年懇親会が開催されました。

第一部では定時総会が行われ、高橋会長より「今年一年の活動をただ振り返るのではなく何に気づけるのか、そしてそれをどう来年度に活かすのかが大事なことだと思う。また、来年度は三条エコノミークラブ55周年という大切な年となりますので、良いスタートが出来るようしっかりと振り返りましょう」と会長挨拶を述べられました。

また「会長職を振り返ると失敗ばかりで本当に悩みました。しかしながら、OB、現役会員の皆様から大変温かい言葉をかけていただけたことが自分の人生の財産となった。会長に選んで頂いた長谷川相談役には本当に感謝をしている」と感謝の言葉も述べられました。

DSC_8013  DSC_8037

議事では2015年度活動報告、優良会員表彰が行われ、そして2016年度会長方針・運営方針案等の協議が行われました。

DSC_8079

久保克幸次年度会長からは、「経営者・リーダーの資質を磨き高めてその能力を身につける必要がある。会活動にもっと積極的に参加をしてたくさん情報を持ち帰って欲しい」と熱い想いを現役会員へ伝え、協議の結果、承認となりました。

その後、2016年度事業計画案と収支予算案も承認され、新体制の役員を紹介して定時総会を閉会致しました。

 

続いて卒業式が行われました。5名の卒業生へ高橋会長より祝辞が述べられ卒業盾が授与された後、一人一人卒業の挨拶が述べられました。

DSC_8119  DSC_8125

「入会当初は生意気だった自分を見捨てず接してくださった。感謝の気持ちしかありません。」「三条エコノミークラブの会員だったことを誇りに思う。」「経営に関する多くのことが学べる、学校のような場所でした。」といった、それぞれの歴史を振り返った重みのある言葉がありました。

DSC_8175 DSC_8184

引き続き会場を移し、忘年懇親会が開催されました。卒業生と一緒に過ごせる最後の会ということもあり、盛んに卒業生との交流をする姿があり大いに盛り上がりました。

DSC_8420 DSC_8429

アトラクションでは卒業生への感謝の気持ちを込めた合唱とボディーパーカッションを行い、場内一体となった雰囲気に包まれました。最後に久保次年度会長から卒業生一人一人へ熱い想いを込めた卒業メッセージを贈り、閉会となりました。

DSC_8486

広報委員会 田中福太郎

平成27年12月2日(水)に三条ロイヤルホテルにて下期新入会員オリエンテーションを行いました。

今年8月以降に新しく入会した6名を迎えて、会長を筆頭に正副メンバーも交えて三条エコノミークラブの説明を致しました。

第1部ではまず参加された役員、新入会員皆さんから自己紹介をして頂きました。下期も異業種交流らしく色々な業界の方から入会を頂きました。その後新入会員に向けて会への理解を深めてもらう為、高橋会長より発会の歴史、会の目的などの話がございました。また織田事務局、須藤副委員長からも入会にあたっての注意事項や会の活動概要などを説明して頂きました。長谷川相談役からは今後の活動にあたり会員の心構えについてお話をして頂きました。新入会員はそれぞれメモを取ったりしながら話を聞いていました。

DSC01117 DSC01123 DSC01133

第2部では懇親会ということでお酒を交えながら交流を深めました。まだまだ入会して日も浅い会員ばかりですが企業の代表として皆さんしっかりと懇親を深めている姿が非常に頼もしく感じました。織田事務局から締めのご挨拶を頂き第2部を閉会致しました。

 

広報委員会担当副会長 駒形 崇

第3回人間力向上セミナーレポート

「他人(ひと)の為の行動」

 

平成27年11月30日(月)越前屋ホテルにて、講師に株式会社いすゞ製作所 代表取締役社長 関川 博 氏をお呼びして、第3回人間力向上セミナーが行われました。

DSC_7714 DSC_7734

始めに高橋会長より「今年の人間力向上委員会は私の考えと思いで起ち上げさて頂いた委員会ですが、各々が感じた事、気付いた事に自分の立場や環境に置き換えてもらい、成長出来きればと思います。」と挨拶がありました。

次に関川講師にご登壇頂き「他人の為の行動は実は意識したことはなく、結果として誰かの為になった。私は『ありがとう』と言われる会社になりたい。」と言われました。

「誰もいない無人島で人間性は必要か?人間性は人と人が存在するから成り立つものではないかと考え、物を渡すにしてもただ渡すのではなく、両手を添えて渡す。これが大事だと思います。」とお話し頂きました。

続けて「その場の空気を読む事も大事な事です。空気を読むには経験が必要です。ぼんやりと見るのではなく目のフォーカスでしっかりと見て、聞こえているのではなく耳のフォーカスでしっかり聞き、そして何よりそのほかの感覚で心のフォーカスでぶれない事です。興味を持って自ら率先して行動した事が良い経験になる。」とお話し頂きました。

IMG_0019 IMG_0012

「自分と向き合った事はありますか?自分の仕様書をどれだけ書けますか?自分を分かっていないと他人の為の行動は出来ない。生まれ持った才能を持っている人もいるとは思いますが、情熱を持ってコツコツと頑張ればやがて大きな力になると思います。」とお話し頂きました。

IMG_0014 DSC_7736

第2部として、湯本副委員長を仕切り役に討論会が行われました。

委員会からの問いかけに会員がYES・Noのカードを揚げ、その理由を数名の会員から引き出し討論をしました。

IMG_0024 IMG_0027

IMG_0036 IMG_0038

最後に講師より「負けない、逃げない、諦めない」と書かれた色紙を寄贈頂き、この言葉の意味として「自分を好きになる。他人が好きになる。正しい行いが好きになる。そして健康でいつもひた向きに誰かを思う。その為に絶対負けちゃいけない。そこから逃げちゃいけない。けして諦めない。」というお言葉を頂き、第3回人間力向上セミナーは終了しました。

DSC_7829 IMG_0053

IMG_0062

後日、関川講師のご厚意により、株式会社いすゞ製作所を会社見学させて頂きました。

DSC_7934 DSC_7946  DSC_7954

DSC_7968  DSC_7979

 

広報委員会 西村 郁夫

平成27年11月19日(木)三条商工会議所4階研修室にて11月例会が開催されました。講師に株式会社 日建 雨宮清氏をお招きし、「困難に打ち克て!」をテーマにご講演頂きました。

DSC_7586  DSC_7596

講演前の会長挨拶では高橋会長が今年1年間を振り返って「迷ったらやってみる」、「頼まれ事は試され事」という2つの言葉が印象に残っていると話されました。

続く講演では、最初に世界には今も1億個以上の地雷が埋設されていること、対人地雷は人的資源を摩耗させることが目的である卑劣な兵器であること、カンボジアにおいて10年間で31万個の地雷を撤去したが全体で600万個あるうちの31万個でしかないと言うお話をされ、地雷撤去作業はまだまだ先が長いということを教えていただきました。

IMG_0030  DSC_7609 IMG_0027

また地雷除去機の開発について、開発目的は人道支援、インフラ整備、地雷除去作業者安全の確保であり、そのために1995年から社内開発プロジェクトを立ち上げ、自衛隊や外務省に働きかけて協力してもらって開発をしたそうです。開発した地雷除去機は世界11か国に合計113台納入したということをお話されていました。

最後に雨宮講師の座右の銘である「技術者はものづくりの挑戦者であり、技術の根源はものづくり、人づくりである」という言葉に倣って魅力ある会社作りはものづくり、人づくりが大切であると教えていただきました。

DSC_7616  DSC_7625

講演のあとで雨宮講師より当会へ「人を想いやる心」とメッセージの書かれた色紙を頂き、この言葉は「人を育てるには問いかけることが大切である」と言う意味を込めているとお話しされていました。

今回の例会では雨宮講師のこれまでの取り組みや人柄を通して、困難に挑戦していく気概を学ぶことが出来ました。