三条エコノミークラブ

本例会レポート

2017年2月21日(火)料亭一富にて『顧問を囲む会』が開催されました。

当日は、鈴木照司顧問、大野信一顧問(第35代会長)、藤田英昭顧問(第36代会長)、須藤昭顧問(第39代会長)、藤田博史顧問(第40代会長)、藤原政志顧問(第41代会長)、相場浩顧問(第43代会長)、湯本福数顧問(第44代会長)、古川裕之顧問(第45代会長)、野崎喜嗣顧問(第46代会長)、大西朗顧問(第48代会長)、高橋陽一顧問(第50代会長)の12名もの顧問の方々からご出席頂きました。

まず初めに司会の久保直前会長より、出席頂いた顧問の皆様のご紹介を致しました。

 

 

 

 

 

続いて、会長挨拶と2017年度会長方針・運営方針の説明に移りました。矢島会長からは、5年後のビジョンを明確に持ち、この一年間を会員各々が経営者・リーダーとしての資質の向上を目指し突き進んで欲しいと言う会長方針「勇往邁進」の思いや年間の運営方針を説明致しました。

 

 

 

 

 

次に役員自己紹介並びに年間事業計画の説明に移りました。担当リーダーや委員長から、今年一年間、どのような思い・形で活動に取り組んでいくのかを説明すると共に、副会長・監査役・事務局からも自己紹介を致しました。

 

 

 

 

 

続いて、湯本顧問より講話をして頂きました。講話では、元プロ野球選手で野球評論家の野村克也氏の著書を引き合いに出し、野球だけでは無く、経営者・リーダーにも通ずる話が数多く有るとお話しされ、「ここぞと言う時に周りを褒める重要性」「三大禁句」「人生には師となる友が3人居る」と言う3つのエピソードをご紹介されました。その中でも、『妥協や満足をするとそれ以上伸びなくなるのだ』と述べられていたことに危機感を持ちながらも自らの成長を常日頃から求められている姿勢を強く感じさせられました。また、最後に『三条エコノミークラブと言う“縁”を大切して欲しい』と我々現役会員に向け、願いと期待を込めて講話を締め括られました。

 

 

 

 

 

その後、会場を移し、顧問の皆様との懇親会を開催致しました。鈴木照司顧問の乾杯で幕を開け、顧問の皆様から様々なご指導・ご鞭撻を頂きながら、三条エコノミークラブのことや今年一年間に掛ける思い、そして個々の課題等について相談や意見を交わし合うと共に、的確な助言を頂戴しました。我々、本年度の役員にとって非常に濃密な時間を共有させて頂くことが出来たと思います。

 

 

 

 

 

中締めは、大野顧問より挨拶を頂戴し「男の意地の張り方」の大切さをお話し頂き、顧問との貴重なお時間を締め括らせて頂きました。

 

 

 

 

 

本締めは、古寺副会長から「会長方針を具現化するべく、今年一年が泥舟とならないようにリーダー・委員長は本日の意味をもう一度考えて欲しい」と挨拶を頂き、散会となりました。

 

 

 

 

 

普段の活動を通してなかなか接する機会が少ない顧問の皆様と交える場に参加してみて、改めて引き受けた職をこの一年間を通して全うしなければならないと身の引き締まる思いになりました。また、出席した役員にとっても緊張感と楽しさを味わえた貴重な一日になったことと思います。

 

広報委員会 泉田哲也

平成29年1月28日(土)に本年最初の本例会である祈願祭、臨時総会並びに新年会を開催致しました。

まず第1部、祈願祭を三条八幡宮にて執り行いました。


 

 

 

 

藤崎宮司より「神様から頂いた同じ御魂を持つ者同士、お互い人格を否定せず尊重・尊敬し合い親睦を深めあってほしい」と有難い訓話を頂きました。

次に、会場を三条ロイヤルホテルに移し第2部・臨時総会を執り行いました。

 

 

 

 

 

始めに第52代会長・矢島直樹会長より挨拶があり「5年先の目的を持つ中で、今年一年間各々目的を持ち、明確なビジョンを持って突き進んでほしい」とお話し頂きました。

 

 

 

 

 

議事に移り、2016年度収支決算の報告並びに監査報告について会員から承認して頂きました。

 

 

 

 

 

昨年の佐久間55周年記念式典実行委員長より記念誌の説明があり、矢島会長より久保直前会長へ記念誌とアルバムの贈呈が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き2名の新入会員の紹介、挨拶が行われ、本年度の新役員の紹介と今年1年間の意気込みをお話し頂き臨時総会を閉会しました。

第3部の新年会では矢島会長の新体制を盛大に祝うべく、鏡開きを獲り行い久保直前会長より乾杯の挨拶を頂きました。

会長方針「勇往邁進」の基、本年度の三条エコノミークラブの活動がスタートしました。

 

 

 

 

 

広報委員会 西村 郁夫

2017118日(水)魚長にて、事務局並びに総務委員会による新入会員オリエンテーションが開催されました。

始めに矢島会長より「自分が入会した頃も新入会員の皆さんと同じように緊張していた。今後、会活動をする中で大変なこともあると思いますが楽しみましょう」という挨拶がありました。

続いて役員及び新入会員がそれぞれ自己紹介を行い、役員から新入会員へ入会を祝う言葉と新入会員への今後の期待を伝えていました。新入会員は終始、緊張した中で自己紹介を行っており、各々の会活動への意気込みを伝えていました。

自己紹介後、矢島会長より新入会員へバッジと名札の贈呈が行われました。緊張している新入会員の心を解そうと贈呈時は和やかな雰囲気になりました。

引き続き説明会として、矢島会長から発会の歴史、会の目的、会長方針、運営方針についての説明の中で、「会活動に参加する意義を持ち活動してもらいたい」との言葉に新入会員への大きな期待が感じられました。
その後、会活動の事例、入会にあたっての注意事項を総務委員会の岩瀨委員長から説明があり、最後に「会員の心構え」を久保相談役よりご説明いただきました。

説明会終了後、懇親会となりました。オリエンテーションは新入会員が早く会に馴染んで貰えるよう細かな配慮がなされていて、所々で笑顔もあり、終わる頃には新入会員の表情も緊張が解れ穏やかに見て取れました。新年早々に行うことで気持ち新たに再度、三条エコノミークラブを理解する意味でも有意義な時間となりました。

広報委員会 担当副会長 佐藤 琢磨

2016年12月10日(土)四季の宴千翔にて、「定時総会及び卒業式・忘年懇親会」が開催されました。

始めに、久保会長より開会の挨拶がありました。「今年の『貪欲に学べ』という会長方針の元、会員みなさんが素晴らしい内容の例会を開催して頂きました。思えば、1年前の今日とても緊張してこの場にいた事をとても懐かしく思います。この経験を元に、初心に還って改めて仕事に邁進しようという覚悟が出来ました。エコノミークラブを通じて、何を学び、何を学ばなければならないのかを会員一人一人が、考えて欲しいと思います。
そして、矢島次年度会長を皆さんで応援して頂き、支えてもらいたいと思います。改めて、会長職を全う出来た事を誇りに思い、感謝しております。ありがとうございました」と挨拶されました。
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定時総会の報告事項として、2016年の例会内容等の「活動報告」が金子事務局からされました。続いて、「優良会員表彰」では、全ての事業に出席した8名が表彰されました。
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引き続き、協議事項では、2017年度会長方針・運営方針・事業計画及び役員組織(案)が矢島次年度会長より説明がありました。会長方針は、「勇往邁進」です。
矢島次年度会長より「我々リーダーとして、様々な方の協力が必要不可欠であり、周囲の人を巻き込む力や魅力を見つける事が重要です。そして、思いだけでなく、明確な目的に向かって突き進み、5年先の自分を明確にイメージして欲しい。結果だけに捉われずにプロセスを大切にする事が大切です。さらに何事にも相手を思いやる心を持ち続けて欲しい。」とその思いを話されました。
その後、無事全ての議案が承認され、正式に2017年度のスタートラインを切る事ができました。
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続いて、今年40歳を迎えた7名が登壇し、卒業式がはじまりました。
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「会長祝辞」では、会長より「一緒に活動する事ができて光栄でした。寂しいけれど、胸を張って皆様を送り出したいと思います。最後まで悔いのない1日を過ごして欲しいです。エコノミークラブで経験した事を活かしてもらい、自企業の発展に努力して欲しいです」と話されました。
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その後、卒業生へ会長から「卒業楯」が送られました。そして、卒業生7名から一人一人、エコノミークラブでの思い出や体験を涙あり笑いありの中、お話をして頂きました。
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その直後、卒業生から現役会員へサプライズプレゼントがあり、「安産祈願」のお守りを頂きました。これはエコノミークラブより多くの新入会員が入会される事を祈念して作成して頂いたものです。卒業生の皆様の思いの籠ったプレゼントに感動致しました。
楽しくもあり、寂しくもある卒業式は、卒業生の退場と共に終了致しました。

続いて、忘年懇親会に移りました。大勢の顧問・OBの皆様と共に、卒業生の門出をお祝い致しました。
主管した第4グループ幹事による趣向を凝らした、映像やアトラクションのおかげで、顧問・OB・現役会員も涙交じりの笑顔で、卒業生とお酒を酌み交わしておりました。

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「卒業生を送る言葉」では、矢島次年度会長から、卒業生一人一人の思い出を話しながら笑いあり涙ありの贈る言葉を頂戴致しました。
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万歳三唱は、荻根澤監査役よりして頂き、久保会長・矢島次年度会長の3人で、万歳三唱をして、忘年会を締め括りました。
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この定時総会・卒業式・忘年懇親会は、次年度への第一歩であり、卒業生を盛大に送り出す会です。それは新体制の決意と長年共に過ごした仲間の別れの日でもあります。卒業生の皆様の熱いお言葉のおかげで、自らを磨き、努力をし続ける事を改めて決意をする事が出来ました。
そして、この日を迎えるまでに、主管した第4グループの皆さんは、大変な努力があったと思います。その努力のお蔭で、素晴らしい総会・卒業式・忘年会をありがとうございました。
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広報委員会 岩瀨晶伍

 

 

2016年11月17日(木) 三条商工会議所4階研修室にて講師に株式会社中央製版 代表取締役 小林 吾郎氏をお招きして、テーマ「自ら先頭に立ち道を切り開く!」とし、11月本例会を開催致しました。

 

始めに、久保会長より挨拶があり「1年を通して最後の本例会となります。貪欲に学んで頂き、一つでも多くの事を講師から学び、自社に置き換え足りない部分を持ち帰って欲しい。」とお話になりました。

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講師紹介があり、小林講師よりご講演頂きました。

はじめに、「私は話のプロではありません、トップダウンだとも思っておりません。」として講演が始まりました。
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当エコノミークラブに1年間在籍しておられた経験もあり、入会した目的は「自分が成長したい。また、仲間と互いに成長しあえる場でもあり、やはり経営者である私達が会社に利益をもたらすためにはトップである自分が成長する事が1番の近道である」とお話し頂きました。

平成8年に入社され、5,000万円の赤字を2期連続で出してしまうような経営状態だったものを今や3年連続で1億円の利益を出すまでの会社へ押し上げられました。
当時、普通のサラリーマンだった小林講師は社長であるお父様が具合を悪くされた以降、会社を任されるようになって行くのですが、右も左もわからない状態でとにかく必死に仕事をされたそうです。そうしていくうちに誰からも指摘をされることが無くなったと仰いました。
経営は右肩上がりで順調になっていく反面、会社には不穏な空気が流れており、なんとか解決したいと、社員の声を聴くための場「個人面談や部門長面談、アンケート」などを用いて会議を行われました。一つ一つ社員の声に耳を傾け、実践する事で対処されたと仰いました。
お兄様もおられるのですが、営業職が強く、小林講師は会社の仕組み作りに専念する事で、社員が働きやすい環境を作り上げて来られました。

「会社を良くしたいと思えばまずは自分が勉強する事が大切です。様々な出会いの中で本音をぶつけられる出逢いというのはすごく大切にしています。」
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様々な出会いの中で、一人の方に「会社の大小ではなく、試案が働きやすい仕組みを構築しているか?それを作るのは社長であり、それを社長は語れなければいけない」という言葉に感銘を受け、その方には本当にいい刺激をもらっていると、長くお付き合いされていると仰いました。

他に実践した事として、社員と週に一回お酒を交わす事で、良好な関係を築く努力をされています。そうする事で社内の現状把握が出来るとしました。
最後に、京セラ、KDDIの創業者である稲盛和夫がJALをV字回復させた話しを用いられました。「稲盛和夫がJALの経営再建に入る前にも経営再建を試みた事があったが中途半端に終わっていた。稲盛和夫はそれとほぼ同じ方法で再建にあたり成功に収めた。何が違うかというとプロセスが違う。やるべき事をしっかりやって再建に導いた。」とし、何をやるにしてもプロセスが大切だという事をお話し頂き講演を終了しました。

 

次に質疑応答が行われ、小林講師の計らいもあり、長めの質問時間が設定されておりました。会員の疑問にすべて答えて頂き、今までにない有意義な質問時間となりました。
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色紙受贈では、「感謝」というお言葉を頂きました。誰に対しても感謝の気持ちを忘れない小林講師の思いの籠った色紙を頂き、リーダーとしてあるべき姿を見る事ができました。
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最後に内山リーダーより「小林講師は始めに、トップダウンでもなんでもないと仰いましたが聞いていると明らかにトップダウンであり、更に社員との関係も良好に築いておられる方でありました。ボトムアップ型の会社が多い現在ですが私達の様な家族経営、零細企業にはボトムアップ型ではなくトップダウン型経営者になる事が必要です。まずは自分が勉強して成長し、自分の気持ちひとつで引っ張っていけるようになってください」と挨拶がありました。
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今回の本例会、小林講師の人柄、想い、社員への配慮全てにおいて明らかなトップダウンだと感じました。一昔前のトップダウンというと厳しく言うと「絶対服従」というイメージがあります。ですが小林講師は社員とのプロセスをとても大切にされており、社員の声を生で聞く事でそのプロセスが実践の際により効果を発揮するものとなっておられるように思えました。5,000万円の赤字から1億の利益までの期間が短く、小林講師がいかに優れた手腕で経営しておられることが感じられました。

私自身、今後の激変していく社会を生き抜いていかなければなりません。

それには絶対に欠かせないのが自分の成長、そして求められる事に対してのプロセスをより濃くしていく事で信頼を勝ち取り、生き残る術にして行かなければならないと痛感いたしました。

 

広報委員会 湯本辰典

 

 

 

 

広報委員会 湯本辰典

2016年11月6日(日)早朝より五十嵐川クリーン作戦が行われました。

 

11月に入り、気温が下がる中、早朝の眠たい目を擦りながら続々と集まってくる参加者の皆様。

7.13水害の翌年から始まったこのクリーン作戦は、年々ゴミが少なくなっているようで、目につくゴミは殆どありませんでした。ですが、川の増減水で水位が上がる場所には木の板や、発泡スチロール、ビニールなど有害となり得るゴミが数多くみられました。
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河川敷を更に下り藪の中にそれらのゴミがありました、久保会長は目につくゴミを藪の中に飛び込み、拾われていました。まさに率先垂範を体現されておりました。
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それを見た参加者は刺激され藪の中へ飛び込みゴミを拾う姿が見て取れました。
畳一枚分もあるコンパネやお菓子の袋、たばこ等大量のゴミが大きなゴミ袋8袋程いっぱいになりました。
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遠目で見る河川敷は綺麗な芝が敷かれ美しく見えますが、土手を降り、実際に目を配るとまだまだゴミがどこからか運ばれて落ちているという現状がありました。

近年、地球温暖化で永久凍土の崩壊で二酸化炭素より濃度の濃いメタンガスが地中から湧いて出ており温暖化に拍車が叫ばれている中、地域住民一人一人が環境に対してもっと目を向ける事が地球温暖化を防ぐ一歩となる事だと思いました。我々三条エコノミークラブでも私達の子孫が残るこの地球に目を向けて活動する事も今後必要になってくるのでは無いかと感じました。
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 広報委員会 湯本辰典

2016年11月15日(火)サカイボウルにて副会長主幹による第5回EC交流ボウリング大会が行われました。

始めに久保会長より「今年で5回目を迎えたボウリング大会は、自身が副会長を務めていた年にグループや委員会内だけでなく、全会員同士が交流を深めてもらいたいという想いから立ち上げました。様々な手法があるとは思いますが、ボウリングは性別問わず短時間で交流が深められるスポーツだと思っております。毎年副会長が主幹となり趣向を凝らした演出をして頂いておりますので、本日も楽しみにしております」とご挨拶頂きました。

続いて、猪熊副会長より「参加者全員が楽しみ、盛り上げて頂きたい」と選手宣誓が行われ、始球式へと移りました。競技内容は2ゲームの合計得点による個人戦ですが、1ゲーム目と2ゲーム目で組合せやレーンが変わる為、多くの会員同士が交わり、各レーンでハイタッチをする様子や声援を送る様子が見られました。

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競技終了後、三条ロイヤルホテルへと場所を移して表彰会ならびに懇親会が行われました。

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本年度卒業を迎える鹿田事務局より「本日で第5回を迎えましたが、ボウリング大会は毎年楽しみにしており、皆勤を達成する事ができました。後ほどの表彰会では皆勤賞がある事を期待しております。また、今年度の活動も11月例会が終わると、いよいよ卒業式を残すのみとなります。感動で泣いても良いよう先日卒業式用にハンカチを購入してきました。担当されるグループの皆様、楽しみにしておりますので宜しくお願いします」とご挨拶頂き、乾杯の発声と共に懇親会が始まりました。

競技中の熱気が冷めることなく、各テーブルでは珍プレーや好プレーについての話で笑い声が絶えない様子でした。また、表彰会前に大喜利大会が行われたり、参加者全員が表彰台に上がれるような準備がされていたりと、副会長の工夫が凝らされた演出に一層の盛り上がりを見せておりました。

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肝心の第5回ボウリング大会の結果は、2ゲーム目で205点のハイスコアを出した岩瀬委員長が優勝に輝きました。優勝カップを手にし、ステージ上では本年度の会活動が大成功に終わる事と次年度への意気込みを語り、閉会を迎えました。

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発会した久保会長の想いを本年度の副会長も見事に汲み取られており、準備運営が徹底されておりました。家族交流や研修旅行など交流する例会は様々ありますが、「競う」という要素があるボウリング大会ならではの盛り上がりや親睦の深まりがあると感じました。次年度以降も楽しみにしております。

広報委員会 博田亮輔

 

2016年11月8日(火)三条ロイヤルホテルにて、株式会社R09代表取締役長井亮氏をお招きして最後の経営情報委員会の例会を開催致しました。

テーマ「次の時代を生きるための覚悟と行動」

まず、久保会長より「最後のセミナーとなります。頑張ってきた委員会に感謝致します。時代の変化に対応しないといけません。そして自分たちが変わっていかないといけません。企業の存続は自らの変化に掛かっているという思いで、是非真剣に本日の例会を学んで頂きたいと思います。」とお話しになりました。
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続いて、講師紹介のあと、講演がはじまりました。講師からは、「課題解決の為に必要な思考」「行動する際に障害となるもの」「未来を共に生きるために」の3つをご自身の経験された実例と共にお話しになりました。
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「課題解決の為に必要な思考」については、課題設定を間違えると、そもそも違う方向へ向かってしまい、課題解決に繋がらない。課題設定する際には、明確な「あるべき姿」を持たなくてはいけないという事でした。
「行動する際に障害となるもの」については、「本質を見極める事が重要」本質を間違えると、間違った策を打ってしまいます。そして、「今やらないことが障害になるから、今すぐ行動しましょう」とお話になられていました。
「未来と共に生きる」については、長期的な目線で物事を進める必要があり、例え不利な状況でもそれを打破しましょう。発送の転換が必要です。「変化と行動」でムーブメントを起こしましょう!とお話になられました。
例会開催にあたり、参加者は事前質問シートを委員会に提出しており、長井講師は参加者全員のシートを見て、今回の例会内容を決められたという事で、参加者全員が共感しえる講演となりました。
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その後、「色紙受贈」が行われ、「努力したからといって 成功するわけではない しかし成功者は必ず努力している 」「今やらないのならいつできますか 「この際だから」と自ら進んで 今すぐ進んでやってみよう」と書かれた色紙を頂きました。
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最後に、川田委員長より閉会の挨拶があり「4回の例会を開催し、学んだ事を行動に移せてますでしょうか?いかに行動できるかは皆さん次第です。是非頑張って下さい!そして、エコノミークラブで是非多くの事を学んで欲しいと思いますので、積極的に参加しましょう!」とはお話しになりました。
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その後、講師を交えて懇親会が盛大に開催され、荻根澤監査役より乾杯の挨拶があり、和やかに懇親会が開催されました。
懇親会中に、全4回の例会に参加した方を代表して、小林秀徳君・須藤祐太君・渡辺竜海君から感想が発表されました。
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最後に、中締めを岩瀬広報委員長より、本締めを村上副会長よりして頂きました。
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この度の例会に参加して、「変化と行動」「具体的にあるべき姿を描く事」という言葉がとても印象的で、これからの将来を明確に見据えて、仕事に取り組む事で、まさにあるべき姿へ突き進めなければならない事がよく分かりました。とても分かり易く、刺激的な言葉の数々に胸を打たれました。そして、経営情報委員会最後の例会となり、4回例会によって久保会長の思いを川田委員長をはじめとした委員会の皆さんが、形する事ができたように感じました。素晴らしい例会の数々を感謝致します。そして、お疲れ様でした。

広報委員会 岩瀬晶伍

2016年10月21日~22日(金・土) にて55周年記念研修旅行が行われました。

テーマ「苦難に打ち克つ」

 

始めに、久保会長より挨拶があり「学ぶところはしっかりと学び、遊ぶところはとことん遊びましょう」とお話になりました。

まずはじめの研修先は埼玉県三芳町にて石坂産業株式会社 代表取締役 石坂典子氏よりご講演頂きました。

産廃業は世間から「臭い、汚い」などの目で見られており、一時世間を騒がせた、産廃業団地と言われたこの地域の野菜にダイオキシンが混入するといった事件。地域から石坂産業が原因とされバッシングを受けたが、その後誤報と分かりメディアから謝罪があったが、風評被害は絶えず、農家から暫くバッシングを受けていたそうです。

地元住民から受け入れられない事は会社として致命的でありとても悲しい事です。石坂社長はそんな現状を変えたく、借金をしてまで地域住民に愛される会社づくりに翻弄されました。そして今や子供から大人、企業の社長まで2万人が会社見学に訪れる程、愛される会社へと変化されています。

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この変化は現在進行中であります。「全天候型廃棄物処理場の設置」、「リサイクル処理場の設置」、「三富今昔村の設置」、「くぬぎの森の設置」と産廃業だけではなく、産廃業の負の部分をも活かした、住民から愛される会社作りをされ、次の目標もお話しになられておりました。

石坂社長は、とてもエネルギッシュで行動力があり、美しく、仕事に愛情を持っておられました。ここまでに育て上げる事が出来て羨ましいと思う反面、自分にもできるという可能性を垣間見る事が出来ました。

昼食は、「くぬぎの森環境塾教室」にて管理栄養士による季節の山菜をメインとしたお弁当が用意されました。低カロリー、ボリューム満点で食材も豊富。とても美味しく頂きました。

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次に、同県大宮市 野村証券にてチャリカンパニー 取締役兼Co-founder 久保田哲也 氏

より「経営者に必要な資質」をテーマにご講演頂きました。

 

設立3年のベンチャー企業で、すべてがエネルギーに満ち溢れている方でした。

「新しくひらめいた事は1000人が同じことを考えている」とし、現代での新事業を起こす事の大変さを説明頂きました。逆に、その壁を乗り越える為には多くの失敗を重ね、少しずつ成長する事がとても重要だ。ともしました。久保田講師は壁に迎える事が喜びに思えるとおっしゃり、超がつくポジティブの持ち主でおられました。

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夜は、横浜みなとみらいより出向の「屋形船すずよし」にて懇親会が行われました。

料理は揚げたての天ぷら、新鮮な地物の刺身とどれをとっても美味しいものでした。

なんといっても夜景は絶景でみなとみらいのオシャレな電装によるライトアップが屋形船窓越しから見ることが出来ました。とてもいい雰囲気の中、最高の懇親会を堪能することが出来ました。

 

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2日目は、東京スカイツリーへ向け出発しました。車内では、委員会による東京スカイツリーが完成するまで多くの苦難を乗り越えるドキュメンタリー映像が用意されていました。自立式電波塔として634mは世界No1、日本伝統建築では日本刀の「そり」「むくり」という曲線が用いられている為、よく見ると曲がっており、360度同じ景色ではないのが特徴的なデザイン。映像を見ているとあっという間に東京スカイツリーへ到着しました。見上げると反り返るほどの高さは圧巻でした。

エレベーターに乗り50秒ほどで展望台へ到着し、一周見学後、自由行動の時間がとなりました。

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東京スカイツリーを後に、東京都檜原村にある九頭竜神社・九頭竜の滝へ向かいました。

山中では気温が下がっていき、徐々に会員の表情が青褪めて行く様が伺えました。

 

九頭竜神社にて、石沢宮司様より滝行にあたっての注意事項と神様への参拝が行われました。

そして、褌に着替え一同は崖を下り九頭竜の滝へ到着しました。

準備体操を終え、いざ滝に向かいました。

怒涛の水流と水しぶきに体温を奪われ、「いえぇい!」という掛け声で気合いを入れ、冷たい水と重圧に体と声を震わせながら滝に挑んでいました。

誰ひとり諦めることなく、無事に滝行を終え、一同は数馬の湯にて心から温まり帰路へと就きました。

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今年の研修旅行もまた、数多くの伝説が残されました。

初めて研修旅行に参加させて頂き、ここまで腹の底から笑い、数多く生まれた伝説に触れることが出来てとても楽しかったです。三条の外へ出て見学、講演、体験を経て、三条とは違う規格外の人達の話しを生で聞けるのは研修旅行以外には中々出来る機会はありません。

最後に、55周年研修旅行実行委員会の皆様が、ここまで苦労されて行われた研修旅行は、苦労された分だけ参加者の皆様の笑顔を作れていたと感じました。

大変ご苦労様でした。そして楽しい旅行をありがとうございました。

 

広報委員会 湯本辰典

2016年10月18日(火) Geo World VIPにて経営情報委員会 STEP3 「資金繰りセミナー」を講師に武田中小企業診断士・社会保険労務士事務所 武田 浩昭 氏をお招きして開催致しました。

 

始めに、久保会長より挨拶があり、「今、時代の流れはとても速く、流れの取り残されてしまう企業が多くある中で明日どうなるかわからないのが現状です。県知事も変わり新しい政策が展開される中で自身の目で見て判断しなければならない。時代に対する力をつけ、会社に置き換えながら実践して欲しい」とお話になりました。

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次に武田講師による講演が始まりました。

 

はじめに、決算書という事で、損益計算書と貸借対照表の見方を説明頂き、「なぜ利益と現金がイコールにならないのか?」というお話を頂きました。

利益が50あるとして、現金が5しか残らないのはなぜか?設備投資20、在庫増20、売掛15、買掛10とすると現金は5しか残りません。この現象は「お金(在庫)が寝ている」という考えで在庫が現金だと考えます。ここで大切になってくるのが「回転日数」です。

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次にバランスシートの例を参考に採算戦略の考え方をお話し頂きました。

なるべく在庫を抱えない様に在庫の掃出し回転数を上げる事と売り掛けの回収をする事で自己資本を伸ばし、その余力で借り入れを返済する事が大切とお話し頂きました。

その中の分類として、設備資金と運転資金の例を基に説明して頂きました。

設備資金は「不動産関係、店舗・事務所関係、事務用品、車両、その他」があるとしました。

運転資金は「店舗・事務所の貸借料、仕入れ代金、材料費、宣伝広告費、人件費、生活費」としました。

 

次に1つの件名における必要運転資金のお話をして頂きました。

 

仕入~販売~出金~入金の流れの中で、「仕入れ~販売」「出金~入金」の期間のタイミングが重用であるとお話し頂きました。~の期間が長ければ長いほど、他件名の在庫と重なり「カネ(在庫)が寝る」現象が多くなります。すると出金が多くなり、自己資本が小さくなってしまいます。

「仕入れ~販売」「出金~入金」の期間をなるべく短く、回転日数をあげる資金繰りをする事が大切としました。

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最後に、資金繰りの考え方として5つをポイントとしてあげて頂きました。

  1. 売掛金や受取手形といった売上債権を減らす事
  2. 原材料・製品といった在庫を減らす事
  3. 買掛金や支払手形といった仕入債務の支払条件を検討する事
  4. 手付金などの前受金・従業員などの預り金などをふやす事
  5. 会社で発生する経費削減

としました。

なるべくムダを省いて、現金を多くする事で自己資本が大きくなり、資金繰りが楽になる

続いて色紙受贈が行われました。

 

セミナーを終え、同会場にて懇親会が行われました。

毎回同様、参加者の笑顔の絶えない交流となり、今回のセミナーを無事に終了しました。

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今回のSTEP3に参加して、改めて資金繰りの重要性を確認することが出来ました。日々の仕事の中で現金を手に仕事をする事はあまりなく資金繰りを忘れがちになってしまいます。ですが一番大事なのは「カネ」であり、それを円滑に回すことが出来れば安定経営に繋がると感じます。建設業界では数千万~億の金が常に動いて、資金繰りは困難で失敗すれば足元をすくわれかねない事があると聞きました。

金額が大きければ大きいほどそのリスクは高く、常に意識しなければやっていけないと感じ、会員から異業種の資金繰りを聞く事が出来、情報交換の場としてとても有意義なものになりました。

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広報委員会 湯本辰典